阿蘇山のカルデラ地形
雄大な阿蘇の絶景の秘密を探る
阿蘇山の説明
阿蘇山(あそさん、あそざん)
日本の九州中央部、熊本県阿蘇地方に位置する火山。
カルデラを伴う大型の複成火山であり、活火山である。
阿蘇火山は、カルデラと中央火口丘で構成され、高岳、中岳、根子岳、烏帽子岳、杵島岳が阿蘇五岳と呼ばれている。
最高点は高岳の標高1592m。カルデラは南北25km、東西18kmに及び(屈斜路湖に次いで日本では第2位)面積380km2と広大である。
「あそ」はアイヌ語で火を噴く山の意味で山名の由来とする説がある。
また、漢字の阿蘇山の「阿」は原点、「蘇」は蘇生復活を意味し、原点に返り復活する場所の意味とする説がある。wikipedia
写真で見る阿蘇カルデラ
天気の良い日曜日には、多くのツーリングライダーが気持ちよさそうに駆け抜けていました。
背の高い木がないので、見晴らしが素晴らしく、めっちゃ気持ちがいい。
左から 凸凹の根子岳(ねこだけ) 1,433m ・一番高い高岳(たかだけ) 1,592m ・噴煙がある中岳(なかだけ)・ 1,506m 烏帽子岳(えぼしだけ) 1,337m 杵島岳(きしまだけ) 1,321m
カルデラ内の山岳路から外輪山をながめる。遠くには、くじゅう連山が見える。
写真では伝わらないが、本当に壮大な眺めです。
遠くに牧場の牛の影が見える。
ゴツゴツした根子岳のシルエットが面白い。
夕陽の綺麗さは、他では見られないかも。
阿蘇山の南側。モトGPチャンピオンだったケニー・ロバーツが走ったとされるワインディングロード。
阿蘇山の西側からの眺め。
阿蘇五岳(あそごがく)の一つ。最高点天狗峰の標高は1,433m。東峰には1,408.1mの三角点がある。
15万年前頃に形成された安山岩の成層火山と考えられている。
地層がみえる。黒いところが過去の噴火した時の跡だろうか。
中岳には第1から第7までの火口があり、火口周辺は火山ガスにより立ち入り規制が行われる。
烏帽子岳(えぼしだけ)海抜は1,337メートルは熊本県西部にある阿蘇カルデラの中央にそびえる阿蘇五岳のうちの4番目に高い峰である。
噴火によって周辺の人工物が壊されたようです。
米塚(こめづか)は、山頂標高954.3mの均整のとれたスコリア丘(マグマが噴き上げられ飛散冷却した軽石の丘)で、約3,300年前(縄文時代)の噴火で形成されたとされる。
阿蘇の人たちはカルデラの中に住んでいるんだね。見どころは、外輪山の北側にあるミルクロード沿いの展望所、阿蘇山にある阿蘇吉田線、阿蘇パノラマラインは外せないところだろう。
阿蘇五岳のうち根子岳の色が異なるは、できた年代が違うからで、山の形を見ても異質なので、理解できる。
パノラマにしてもパソコンのモニターでは、迫力が不足してしまうのは否めない。
視界が広々としている阿蘇は、実際に行ってみるべきであろう。やはり、遠くの景色の写真は、実物にはかなわないと感じている。
カルデラ内の、いたる所に溶岩が冷え固まる時に作られる比較的大きな節理がみられました.
阿蘇カルデラの大きさ
阿蘇カルデラの大きさは、よく世界最大級や、世界有数と言われる.
カルデラの内側に安定した集落を形成し、広く農地開墾が行われ、国道や鉄道まで敷設されている例は、世界的にも珍しいとされる.
なお、世界最大のカルデラはインドネシアのトバカルデラ(長径約100km、短径約30km)である,
トバカルデラのようなバイアス型カルデラでは、70 – 80kmになることも珍しくない.
また、日本では、屈斜路カルデラ(長径約26km、短径約20km)が最大で、阿蘇はこれに次ぐ第2位である.
よって、阿蘇カルデラの大きさは「世界一」でも「日本一」でもないことになります.

ツーリングに最高
阿蘇山周辺の外輪山も含めて、ツーリングには最高のスポットです.
外輪山のミルクロードを走行していると、視界を妨げるモノが少なく、天空を走っているようにも感じます.
人によって感じ方は異なると思いますが、爽快感は北海道のオロロンラインよりも上に感じます。
また、阿蘇山の阿蘇吉田線や阿蘇パノラマラインも火山帯を走行している感があって、多様な景色を楽しめて、とても面白く気持ちが良いです。
阿蘇山の南西を走行するケニーロードまたはグリーンロード南阿蘇のワインディングロードを走るのも楽しいですね.

阿蘇山の雄大な風景の謎を少し理解した
過去の大きな陥没と侵食によってできた外輪山、
中央には、活火山が煙を吐いている.
これらの起伏が、最高に気持ちの良いツーリングを楽しめるスポットになっています.
内緒ですが、日本の中で最も好きなツーリングの場所です.
でも、混み合うのは苦手なので、内緒にしておいてください.