白い道 宗谷丘陵

稚内の宗谷丘陵にある3kmの白い道。緑の草むらの中、紺碧の海に向かってまっすぐに伸びる道の正体はホタテの貝殻だ。

内容の項目

白い道

北海道最北端の地、宗谷丘陵にある。

〒098-6755 北海道稚内市宗谷村宗谷

白い道地図

宗谷丘陵の白い道

宗谷丘陵について

宗谷岬南部に広がる標高20メートルから400メートルまでのなだらかな丘陵地帯は、2万年前の氷河期に形成されたものと確認されている。北から南に向かい標高が高くなり、緩やかに起伏しているが、深い谷はほとんど存在しない。

白い道

宗谷丘陵を分け入った場所にある未舗装の脇道で、稚内の名産品であるホタテの貝殻を砕いたものを3キロメートルにわたって敷きつめている。
このため、路面は真っ白く見え、丘陵の緑の草原と相まって他では見られない風景となっている。

白い道ができた理由

このあたりで採れるホタテは稚内ブランドに認定される地元の特産品です。
しかし、その貝殻は使い道がなく、廃棄物として処理されてきましたが、2011年、それを有効活用しようと粉砕して道に撒いたのが、白い道のはじまりでした。
貝殻を撒くことによって散策する人の足への負担が軽減した他、雑草の抑制にも効果があったそうです。
そして白い道は幻想的な光景を醸し出し、今では観光スポットとして人気を博しています。

そう言えば、過去に訪れたときには、空き地に大量のホタテの貝殻が積み上げられていた光景を何箇所か見た記憶がありました。

近くの観光スポット

日本最北端 宗谷岬の碑

宗谷岬 日本最北端

宗谷(そうやみさき)(は日本最北端の地。三角形が特徴的な記念碑と高台には戦時の面影が残る、少し物悲しい感じがする岬です。

注意 : 投稿内容には、時間の経過によって変更になった情報が含まれる可能性があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

Translate »