恐山菩提寺

菩提寺(ぼだいじ)は、青森県むつ市の恐山(おそれざん、おそれやま)にある曹洞宗の寺院。恐山菩提寺とも称される。 本坊は円通寺が勤めている。 開山期間は5月1日から10月31日で、毎年7月20日から24日に恐山大祭が行われる。
恐山は死者の霊魂が集まる場所と信じられており、恐山大祭ではイタコの口寄せも行われる。

境内の宇曽利山湖寄りには噴気や温泉の湧出があり、賽の河原や極楽浜と呼ばれる地形がある。
境内には4つの温泉があり、共同浴場として利用されている。
※宇曽利(うそり)

この寺の創建年代等については不詳であるが、寺伝によれば862年(貞観4年)天台宗の僧円仁がこの地を訪れ創建したと伝えられる。
その後衰退していたが、1522年(大永2年)曹洞宗(そうとうしゅう)の僧聚覚が南部氏の援助を受け円通寺を建立して恐山菩提寺を中興し、曹洞宗に改められた。
1871年(明治4年)には本坊の円通寺に斗南藩(旧会津藩)の藩庁が置かれた。

恐山菩提寺情報

●開山期間/毎年5月1日~10月末日
●開門時間/6:00~18:00
●入山料/個人:1人 500円  小・中学生:1人 200円  団体:1人 400円(1団体20名以上)

恐山の最大の魅力は

火山の火口の跡に造られた社寺だろうと思います.

火口湖である宇曽利山湖と人工物である寺と建物が妙にマッチしているのが面白いです.

ここは、煩悩を絶って悟りを得た無法の境地、死者の冥福の地を表しているのだろう.

硫黄分の濃いお風呂も魅力の一つだと思いました.

県道4号線から左手に宇曽利湖を見ながら、三途の川(人が通れるような朱色に塗られた太鼓橋が三途の川にかかっています.)を渡って恐山菩提寺の駐車場に入ります.

2輪駐車場は少し手前にあります.
入山料 500 円を払って入場します.

恐山マップ全体図
恐山マップ全体図

いよいよ、恐山菩提寺に入山します.

正面には、大師堂、大平和観音等があり、左手には何とか地獄など、火山岩の地形があります.

お風呂は中央の通路の両側に男女別にあります.
混浴は花染の湯で、右奥の方にあります.

恐山菩提寺マップ
恐山菩提寺マップ

カルデラ湖 宇曽利湖

宇曽利湖(うそりこ)は、下北半島のほぼ中心、恐山にある湖。
湖全体が青森県むつ市に属し、下北半島国定公園に指定されている。
恐山が古くは宇曽利山(うそりやま)と呼ばれたことに由来する。
国土地理院による正式名称は宇曽利山湖(うそりやまこ)である

地理
恐山山地の剣山の噴火で形成されたカルデラ湖。
外輪山に端を発する流入河川は十数本あるが、流出河川は津軽海峡にそそぐ正津川(しょうづがわ)の1本のみである。
外輪山は鶏頭山、地蔵山、剣山、大尽山、小尽山、北国山、屏風山、釜臥山の八峰。宇曽利湖と外輪山を総称して恐山とよぶ。
湖の北東部は霊場恐山の境内となっており、温泉が湧き、火山ガスや水蒸気が噴出している箇所がある。恐山は活火山として指定されている。

湖底から硫化水素が噴出されているので、水素イオン濃度はpH3.5付近の酸性となっている。
宇曽利湖に棲息するウグイ(宇曽利湖ウグイ)は、世界中の魚類の中で最も酸性度の強い湖に棲む魚類である。

宇曽利湖は火山で作られたカルデラ湖のようです。

湖の水深は浅く、周囲に砂浜が形成されているので、凪の海の海岸にでもいるように感じます。

恐山 宇曽利湖
宇曽利湖と右奥には恐山菩提寺が見える
恐山 宇曽利湖
恐山菩提寺から散策して宇曽利湖を眺める。砂の一部が黄色に染まっている。硫黄だろうか。
恐山 宇曽利湖
宇曽利湖の水の透明度は高く、湖底の砂にも硫黄が混ざって不思議な感じがする。

chat GPTに恐山の混浴について質問してみました

青森県にある恐山の混浴について述べよ


恐山は、青森県の奥羽山脈に位置する活火山で、古くから修験道の霊山として知られています。また、恐山には温泉が湧き出しており、その中でも特に有名なのが混浴露天風呂です。

恐山の混浴露天風呂は、男女別の湯船ではなく、男女が一緒に入ることができる露天風呂です。混浴は珍しいため、多くの観光客が訪れます。入浴の際には、特別な衣服や水着を着用する必要はありませんが、タオルやボディタオルを持参することが推奨されています。

混浴露天風呂は、恐山頂上の天狗岩の近くにあり、露天風呂に浸かりながら恐山を眺めることができます。特に、秋には紅葉が美しい季節であり、景色を楽しむことができます。

ただし、混浴露天風呂は、一定のルールがあります。例えば、入浴中にカメラやスマートフォンの使用は禁止されており、水着や下着などを着用することも禁止されています。また、入浴中には他人に迷惑をかけないように、大声で話したり、荒っぽく動いたりしないように注意する必要があります。

恐山の混浴露天風呂は、日本の伝統文化として、また珍しい体験として多くの人々に愛されています。ただし、一定のマナーやルールを守り、他人との共存を意識することが大切です。

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