バイク旅と天候
外気に接して移動するバイク旅では、天候は重要なことであることは、誰もが知っていることである。
雨具(カッパ)を着てバイクに乗って移動は可能かもしれないが、休憩で体が濡れているとコンビニエンスストアに入るのも、ちょっと気になる。
屋根のないところで、カッパを脱ぐのは大変だし、靴が防水でないと、靴下まで濡れてしまう。
バイクと雨は、相性が悪いのは、皆さんも理解できていると思います。
雨の日にバイクに乗らない選択
では、旅の途中の雨の日は、どのようにすれば良いのでしょうか?
私の選択は、雨の日には基本的にバイクで移動しない。(晴れ間に買い物等は行くが)
キャンプ地でテント内で過ごしたり、街中に移動してビジネスホテルに逃げ込んだりします。
若い人ならば、ライダーズハウスなどの低料金の施設を予約するのも良いと思います。
私は、時間や人に干渉されたくないので、テントで過ごすことが多いです。
雨の日にバイクに乗らない理由
リスクを下げたいから。
雨の日のバイクは、視界の悪さ、濡れて不快になるし、ブレーキの制動距離は増えるし、休息もままならない。
そうです、雨の強さによって、危険度が何倍にもなります。
あっさりと、不快なことは避けた方が良いですね。
あらかじめ、先の天候を知ることは快適なバイク旅には必要なスキルと考えます。
移動中や移動先の天候を知ることができれば、バイク旅は比較的快適に過ごすことが可能です。
天候の先読みは、天候に関するサイトやアプリを利用するのが簡単で、比較的正確と考えます。
当サイトのお天気ページです。
旅の途中で、たくさんのお天気情報を一度開くだけでOK !
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雨天時のキャンプ
なぜ、雨天はキャンプなのか。
旅を長く続けるには、
一つは、コスト つまり費用を抑えることで、長く旅を続けることが可能になる。
もう一つは、リスクを下げて快適性を上げること。
ということになると思います。
とすると、バイク旅では、無駄な費用を押さえて、雨でも不快にならないテントで過ごすのがベターな選択になります。
雨の日に有利なテント
雨の日でも比較的快適なテントを旅に使用する。
- 2人用テントを一人で使用して閉塞感を少なく(広い空間の方が結露しづらい)
- 比較的大きな前室がある(濡れたものを置いたり、雨でも簡単な調理が可能)
- テントの出入りで体が濡れづらい
ただし、毎日移動する旅では大きくて3kg以上の重いテントは、経験上避けた方が良いかもしれません。
一つのテント場に数日滞在する旅でも4Kg以下にするように心がけましょう。
旅のテント
小さく軽いテントとシェルター
毎日移動し、雨の日にはテントにこもる旅を考えると、晴れの時はテント設営撤収の時間短縮が可能な小さなテント、雨の日の快適性を考えると椅子に座れる大きめの前室があると良いと考えます。
小さなテントとシェルターの組み合わせは、そんな旅のスタイルに適していると考えています。
フォルクラ デカトロン TREK100
少し重めだが、簡単設営、撤収で小さな前室がある。
雨が降ったら、閉じ込められるが、安いので一つ欲しい一品です。
このテントの最大の特徴は、アウターのスリーブにポールを通すだけでテントが建つので、短時間の設営撤収が可能になるところです。
タープなどで雨を避けるのも一つの手ですが、シェルターの中に入れるのも良いかな。
マエヒロシェルター
小さなテントでも、このシェルターを使えば、雨の日でも快適に過ごせます。
雨の降らない時は、毎日移動しながら観光するときは、小さなテントだけを設営し、雨の時は動かずに晴れるまでシェルターを付加できれば、理想的な旅のテントになるかもしれません。
フォルクラ デカトロン TREK100と組み合わせる場合は、後ろ側にポールを使って、テントは完全にシェルターの中にする方が良いと思います。
椅子でくつろげる前室のあるテント
Naturehike Hiby3
Hiby3は、ローソファーならば十分座ることができる。
設営や撤収も簡単で、とても良い。
ただし、寒さには強いとは言えないので対策が必要かもしれません。
もう一つのテントはアウターの一部をキャノピーとして使うスタイルになります。
ポール2本を使えば、雨の日でも椅子に寛げますが、風のある日には、インナーにこもることになりそうです。
マエヒロドーム AS
マエヒロドーム ASは、インナーがメッシュではないタイプのテント。
前室が広いので、雨の日でも十分に快適です。
フライもナイロン製なので耐久性は高いと思います。
比較的軽量で雨の日にも快適なので、旅のテントに最適です。
オガワ ステイシー ST-2
4kgで収納サイズ52cm でギリギリ旅テントかな。
もっと軽いテントが好みだが、快適性は高いので、疲れを残さないので、慣れれば最強の旅テントかもしれない。
毎日テントを設営撤収するような旅では、ちょっとシンドイかもしれません。
4シーズンで使えるテント
ステイシー ファルダ
バイク旅にはちょっと重すぎるし大きすぎる感がありますが、スカート付きで寒さ対策は完璧です。
ただし、天候によっては、結露に十分配慮しないとテント内に雨が降る可能性はある。
ファルダは、スカートがあるので寒さに強いので、春秋の北海道や東北の寒い時に旅をする時には、力を発揮するテントです。
テント泊で雨が降って寒い時は、精神を削り取られます。
悪条件でも快適に過ごせるテントは、旅のテントの理想型です。
あと、1kg くらい軽量だと最強なのですが。
雨天のテント泊のまとめ
雨天時に雨に濡れずに椅子に座れるスペースを確保できると、快適性が向上します。
その方法には、
- シャルターを付加させる方法
- 前室が広いテント
が考えられます。
前室の広いテントは大きくて重く、設営撤収に時間と労力が消費されます。
軽量でコンパクトなテントは、狭いので窮屈なので、雨の日には精神を削り取られます。
結論は、ありきたりですが、自分の旅のスタイルを考えてテントを選択するのが良いだろう。