ガエルネ フーガの使用経験
ガエルネ(GAERNE)は、イタリアヴェネト州トレヴィーゾ県マーゼルにあるイタリアの三大ライディングブーツメーカーの一つ。
フーガ(FUGA)はモデル名
アッパー素材
ANFIBIOレザーはガエルネブーツのなかでもハイエンドモデルにのみ使用を許された最高級フルグレインレザーで、非常に丈夫なのに馴染むと柔らかいのが特徴です。
フルグレインレザーとは?
Full-grain leather(フルグレイン/レザー)は、「革」になめされる前の「皮」の繊維が最も蜜な部分は体毛の真下の部分をいいます。
さらにしわなど少ないものは省いて少ない部分を厳選して使用しているので、高価であり、耐久性と通気性に優れています。
加えて、使い込むほどに美しい色艶を醸し出すのが特徴です。
ソール
交換可能なVibram製のソール。
使用状況
ガエルネ(GAERNE)フーガ(FUGA)は、バイク旅用ブーツとして使用しています。
一般道はもちろん、林道や砂浜も走破する旅なので、使用環境は過酷だと思います。
また、晴れた時に走行するつもりでも、いきなり雨に遭遇することもあるので、土砂降りの中を走ることもありました。
さらに、旅の途中で山の中を歩き回ったりもしています。
使用後の写真
旅で使用した後のバイクブーツ ガエルネ(GAERNE)フーガ(FUGA)です。
最後にメンテしたのは二年前でした。
結構ボロボロの状態です。
たくさんの傷は、主に林道の走行でついたものと思います。
ガエルネ フーガのメンテナンス
ガエルネ純正のウォータープルーフポリッシュを使って古るボケたバイクブーツをメンテしてみました。
ガエルネ(GAERNE)フーガ(FUGA)は革(フルグレインレザー)で作られているので、防水ではありません。
でも、靴の中まで水が染み込んできたのは、一日中土砂降りの中を走行した時の一度だけでした。(革の厚みがあるからだろうか)
したがって、メーカー純正のウォータープルーフポリッシュでメンテナンスすることにしました。
※ウォータープルーフとは「耐水性」という意味。
GAERNE ウォータープルーフポリッシュの効果の検証
片方だけをメンテナンスして写真で比較してみました。
写真をクリックすると大きく見れます。
メンテ後
このポリッシュは、 ウォータープルーフつまり防水なので、ブーツの足の甲にあたる部分に少し水を垂らしてみると、
ミスは、どんどん弾いて、床に落ちてしまいました。
撥水の効果は高いと感じました。
このポリッシュは、塗った直後は表面が光が反射してテカッて見えますが、1日くらい放置すると、テカリが落ち着いてラフ「ROUGH」な感じになります。
メンテ後の感想
めんどくさがりの私ですが、
これだけ、綺麗に仕上がると、バイクブーツのメンテナンスも悪くないなと感じました。
一つのバイクブーツを何年も使用できるGAERNE FUGA フーガは、買ってよかったなと思う。
重かったり、靴紐が邪魔くさかったりと欠点もあるのだが、この値段でこのクオリティーと耐久性がある、このブーツに賞賛を送りたい。
イタリアの靴職人は、いい仕事をしますね!
ガエルネブーツ オプション
JAPEXのサイトから、ガエルネ ブーツには、専用のオプションパーツが販売されていますので、利用しよう。
履き心地がアップするハイグレードインソール
バイクに乗って足を守るバイクブーツには、当たり前の性能だと思います。
ガエルネ フーガは、厚い革によってライダーの足を完璧に守ります。
しかし、歩く性能には、満足できませんでした。
そこで、ハイグレードインソールの登場です。
履き心地が良くなって、快適性は大幅に向上するので、よく歩き回る旅をするのであれば、必須のオプションです。
GAERNE バイクブーツ
ガエルネの本格派の本革のブーツには、FUGA の他にナンバー145があります。
ナンバー145は、街中でも似合う、とても洗練されたデザインとFUGAと同様の頑丈な作りです。
オススメです!
旅用靴下
旅用の靴下に必要なことは、
- ムレずらい
- 破れづらい
- 濡れても乾燥が早い
などがあります。
靴下の繊維に綿(コットン)が含まれていると乾燥しづらいので、化学繊維のものが良いと感じています。
ただ、化学繊維で厚手の靴下は、縫い目が足の皮膚に当たって痛い時があるので、履き方を工夫する必要があるかもしれません。
今の所下の製品がお気に入りです。