Keith チタン ライスクッカー

使い方を考えてしまう、不思議なライスクッカーですが、キャンプで蒸す料理には魅力を感じます. 野菜と肉も蒸して食べれるかな.

Keithチタンライスクッカーの使用中写真

キース Keith クッキングポット
チタンライスクッカーケトル
沸騰と蒸しクッカーポット
クラシック多機能軽量ポータブルキャンプハイキング屋外クックセット
900ml / 30.4oz.

なげー名前だな!

写真をクリックすると拡大表示

めんどくさいKeith チタン ライスクッカー

ネット上で、取り上げられていることがあるチタン製のクッカーですが、

チタン製のクッカーの欠点は、チタンという金属の特性上、熱伝導製が低いことが挙げられます.

このチタンクッカーの重さは、約270gでした.

キャンプ用品では、軽くて硬いメリットで人気のチタン製品ですが、クッカーで使う欠点は、容器全体が暖まりづらいので、炎の当たる一部分のみ高温になり、中の具材が焦げやすいというデメリットがあります.

要するに、チタンをクッカーとして使う場合、お湯を沸かしたり、煮たりするのは問題ないのですが、炊いたり、炒めたりする時は注意しないと、簡単に焦げてしまうことが問題になります.

チタンの欠点を2重の容器で解消

キース・チタン・ライスクッカーは、ご飯を炊く時に、焦げてしまうのを防ぐために、蒸気で蒸すという方法を使っています.

外容器の内側に、小さな穴の空いた容器があります.

外側の容器には、蓋と容器を留め金で、固定することが可能です(蓋には穴があるので圧力は、上がりませんが)

蓋を止めるレバーは、上に上げると蓋を固定する構造ですが、実際に使うと、上で固定する方が熱くなりづらいのですが、収納の時に出っぱるのでじゃまになります.

外で火を使った調理には、手袋をするのであれば、レバーが下で固定した方がスッキリするかもしれません.

このライスクッカーを使うメリットは?

ご飯の炊飯以外に、メリットはあるのでしょうか?

色々と使ってみてわかった利点は、

ご飯などを温め直すことができることです.

キャンプではあまり行わない、蒸し料理ができるので、料理の幅が広がることです.

結論ですが、

面白い製品なのですが、実際は、キャンプでどのように使って良いのか、今のところ、決まっていないのが現状です.

ですが、しばらく使い続けてみようと思っています。

Keith チタンライスクッカーの応用

アルコールストーブでご飯を炊いてみる

アルコールストーブを使ってFeith チタンクッカーでご飯を炊いてみます.

100gの米を炊くのに必要な水の量は300gくらいが良さそうです。(内容器の目盛り通りにすると)

アルコールストーブを使うと、50ccくらいのアルコールを入れて、点火すると15分間くらい燃焼します.

上記の米と水を入れて15分間浸水させ、アルコールストーブで15分間炊くと蓋から出る蒸気がなくなります.(条件によってはクッカーを空焚きするかも)

さらに15分間くらい蒸らすと、一応ご飯の完成です.

ほったらかし炊飯をするには、アルコールストーブでも良いのかなと考えています.

アルコールストーブは、2−3日のキャンプならば良いのですが、比較的長期の旅に行く時は、何日分ものアルコールを持ち運ぶのは、少し考えてしまいますが.

また、アルコールがなくなった時に調達するのもめんどくさいですね.

ガスコンロでご飯を炊いてみる

自宅にあるカセット式ガスコンロを使ってFeith チタンクッカーでご飯を炊いてみます.

前回と同じく、クッカーに米100gと水を300ml投入して、10分くらい浸水してガスコンロでご飯を炊いてみました.

火力にもよりますが、蒸気が出てから弱火にし、15分間くらいで蒸気が止まりました.

火を止めて、10分くらい蒸らします.

ご飯はちゃんと炊けているのですが、底の方が少し硬い感じになりました.

いい加減な性格の私なので、水の加減が少なかったのかもしれません.

浸水時間は、重要みたいで、最低でも15分間は浸水した方が良いのかもしれません.

蒸らし時間も最低15分間くらいは必要なのかな.

それとも、水の量を増やしてみるか……

残ったご飯を温め直してみる

一合くらいのご飯を炊いて、2/3くらいのご飯を食べて、後の1/3くらいを残しておく.

しっかり冷えて、冷やご飯になってから、外側のクッカーに5mmくらいの水が溜まるようにして、再び温め直してみました.

5分間程度火にかけてみる.

蒸気は、出ているが、一旦止めて、残りごはんの様子を見てみると、十分に蒸しあがっていました.

食べてみると、普通に美味しく食べることができます.

Feithチタンライスクッカーの最大のメリットは温め直すことができることかもしれません.

Feithチタンクッカーを使った炊飯の利用の仕方

ご飯の量を次の日の朝食分も考えて多めに炊きます.

晩飯で残ったご飯を、次の朝、蒸し直して温かいご飯を食べることができます.

この使い方であれば、このクッカーの蒸すメリットが見えてきました.

もう少し検証する必要がありますが、

じっくりと、キャンプしている時は良いのですが、旅の時の朝は、早くから行動したい時が多いので、ゆっくりと火を使った料理はしたくないですね.

ただ、大きめのテントで数日間動かずにベースキャンプのような行動をするのであれば、残りご飯で食事できるのは、良いかもしれません.

内側の容器の分、洗い物が増える

めんどくさがりにとって、ちょっとデメリットかもしれませんが、

このクッカーで炊飯すると、クッカーが2重構造なので、洗い物も2倍になるなと思いました.

水道を使えて洗うところが、あるキャンプ場では気になりませんが、水の使いづらいところではちょっと考えますね.

そんな不便なところでは、お湯を注ぐだけの、アルファー米のご飯で済ますのが良さそうですが.

外容器だけを使用して、お湯を沸かしたり、煮物をしたりすることも可能だし、蓋が固定できることで、作れる料理も増えると思いますが.

面倒ぐさがり屋の、私ことtrail71には無理かもしれません.

煤けたチタンクッカーにはキッチンブリーチが有効か

焚き火の上で使ったり、ガソリンストーブを使っていたら底の方からだいぶん煤けてきました.

さらに、ガスやアルコール、固形燃料で、試し炊飯をしていたら、これまで以上に煤けたのと、空焚きしたので底が青色に変色しました.

汚れてもあまり気にしないのですが、他の何かの汚れを落とす時にチタンクッカーに塩素系漂白剤(キッチンブリーチ)が付着したようで、まあいっか、くらいだった.

次に使う時に、一部分だけ、やけにキレイになっていたので、数回の炊飯の後に、塩素系漂白剤(キッチンブリーチ)の泡をたっぷりとかけて10分くらいしてから、水洗いをした後、食器洗剤で洗ったら、

新品に近い状態になってしまいました.

チタンは、化学変化に強いので、酸性やアルカリ性には強いはずです.

ただ、チタンは硫酸系の酸には弱いのと、高温の塩酸にも弱いそうですので注意が必要です.

あると便利だが、めんどくさいライスクッカー

このギミックなライスクッカー のために、使い道を考えている自分がいます。
なんか、本末転倒のようにも感じるが、

Feithチタンクッカーの最大のメリットはいい加減な水加減で炊き上げて、温め直せること

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

ozen_right_table
キャンプ

オゼン ライト

ひとりバイク旅でおすすめの270gの軽量コンパクトなテーブルはオゼンライトがオススメです。慣れるまで組み立てが大変ですよ。

キャンプナイフ
キャンプ

ナイフ キャンプ用

キャンプで3種類のどのナイフがあると良いか、検討してみた。用途を考えてナイフを選ぶのが良いと思います。

soto micro torch active
キャンプ

SOTO マイクロトーチ ACTIVE

使い捨てライターよりも経済的なガスを補充できるSOTO マイクロトーチ ACTIVEを使ってみることをオススメします。

ガソリンストーブ
キャンプ

ガソリンストーブ

バイクと同じ燃料を使用するガソリン・ストーブは、長期間の旅で燃料の事を考える必要がないのが最大のメリットです。

ユニフレーム山クッカー角形
キャンプ

UNIFLAME 山クッカー 角型 3

UNIFLAME 山クッカー 角型 3点セットは、軽量コンパクトな1人用多用途クッカー、沸かす、煮る、炒めるまでをこなすことができる

キャンティーン比較
キャンプ

チタン キャンティーン

チタン キャンティーンは、もともと兵隊さんが使っていた道具で水汲み、水筒、クッカー、湯たんぽと多用途に使用できる。

キャンプ

チタングリル

軽くて汚れても簡単に落とせる焚火台に使用できる焼き網、チタングリルを紹介します. 熱で変形しますが、意外と使い良いですね.

Translate »