旅 北海道2018について
無計画で、北海道を2周くらいしようと思って走り出しましたが、天候不良で、洪水の被害も、
雨の中、35年ぶりの日本最北端の道のりは、厳しかった (^^;;
35年年ぶりの北海道・フェリーで小樽港へ
北海道へのルートとして58歳の私は、新潟港から小樽へ行く新日本海フェリーとした。
2018年6月後半のこと、
船舶は新しく、最低ランクの料金でもプライバシー確保のために小さな個室が与えられた。
無料の無線LANがあったけれど、容量の制限があったのは残念でした。
船内のお風呂からの夕焼けが綺麗でした。
早朝の小樽から北海道の旅は始まった
小樽の街
フェリーを降りて、
誰もいない、早朝の煉瓦造りの建物、
風情があって、
凛とした空気感が、とても気持ちがよかった。
フェリーの中で考えていた予定は、
まずは、最北端を目指すことでしたが、コンビニで朝食を取りながら天候を確認すると、北方面は雨雲がいっぱいになる予報であった。
仕方がないので、まずは、積丹半島(しゃこたんはんとう)を周ってしまおう。
積丹半島を巡る
島武意海岸
島武意海岸(しまむいかいがん)に行ってみました。
こじんまりとした小さな砂浜と、エメラルドグリーンの海、とんがった岩が素敵でした。
海岸線の道路を走行していると、遠くに少し雪の残った山が見えてきました。(積丹岳)
天候は雲が多いけれども、比較的良さそうだった。
海は綺麗だし、快適に走行できました。
美味しそうなウニの店が所々にありました。(開店前から並んでいる人達がいました)
神威岬
神威岬(かむいみさき)を目指したが、早朝は道路は通行止めでした。
神威岬は、物凄い強風だったので、
なんと、
駐車場でバイクを駐車する時に突風で、相棒(バイク)を転倒させてしまいました。
かっこ悪り〜!
岬の先までは、強風のために、通行禁止で行けなかったのはちょっと残念!
景色は、素晴らしい.
カムイという言葉は多くの場合にただ「神」と訳されるが、このような場合は「荒神」と訳すべき時もある。
例えばカムイコタンとは「カムイの村」という意味だが、多くは地形上の難所などであり、「神の村」というより「恐ろしい荒神のいる場所」とした方が実際のイメージに近いwikipedia
積丹半島をグルーっとまわってから、南下することにしました.
途中にあった、スンバラしい山
羊蹄山
羊蹄山は富士山のような整った火山のようで、雪をカブった姿も見てみたい気がします。
羊蹄山(ようていざん)は、北海道後志地方南部(胆振国北西部)にある、標高1,898mの成層火山である。
後方羊蹄山(しりべしやま)として、日本百名山に選定されているwikipedia
洞爺湖(とうやこ)でキャンプ泊
グリーンステイ洞爺湖
〒049-5723 北海道虻田郡洞爺湖町月浦56
綺麗に整備されている有料のキャンプ場でした。
午後の4時ごろにはテントを建てて、洞爺湖周辺をバイクで走ってみました。
アニメフェスがあったようで、洞爺湖温泉周辺は、痛車やコスプレの人たちでごった返していて、景色をゆっくりと観賞するような雰囲気ではなかったのが、少し残念でした。
洞爺湖は、北海道南西部に位置し、「洞爺カルデラ」内にできた湖。面積は日本で9番目、カルデラ湖としては屈斜路湖、支笏湖に次いで日本で3番目の大きさである。
東西約11km、南北約9kmのほぼ円形の湖で、有珠山・昭和新山・洞爺湖温泉などがあり北海道有数の観光地域となっている。
湖畔の南側を北海道道2号洞爺湖登別線、北西部を北海道道578号洞爺虻田線、東側を北海道道132号洞爺公園洞爺線が通っており、湖畔を一周することができる。wikipedia
室蘭(むろらん)を経由して日高沙流川
日高あたりまで山を越えで行く予定でしたが、朝の天候は曇り、さらに、山側の方面の空は真っ黒で雨が降っているようでした。
予定を変更して、海周りで移動することにしました。
室蘭方面は、工場がたくさんありました。
鉄骨の構造物が複雑に絡み合う工場の景観は、何故かワクワクしますね。
工場の向こう側に、長い橋が見えたので、渡ってみることにしました。
※沙流川(さるかわ)
白鳥湾 展望台
地球岬
地球岬からの眺めですが、残念ながら曇りで、青い空を見ることはできませんでした。
断崖から見る海は、遠くまで見通せるので好きですね。
大きなレンズをつけたカメラを持ったおじさんから、何を写しているの?と聞くと、この周辺には、ハヤブサが生息しているんだよと、言っていました。
自分はコンパクトカメラしか持ってこなかった グスン!
トッカリショの断崖絶壁は迫力があって良かったけれど、空の雲が惜しい!
チキウ岬(チキウみさき)は、北海道室蘭市の太平洋に面する岬。名前はアイヌ語の「ポロ・チケプ」(親である・断崖)に由来しており、それが転訛して一般的に地球岬(ちきゅうみさき)と呼ばれている。
絵鞆半島(えとも)の太平洋側は海抜100m前後の断崖絶壁が約14kmに渡って連なる景勝地であり、室蘭八景の1つとなっている。wikipedia
トッカリショの断崖絶壁
凝灰岩の断崖といえば、東北 秋田県 下北半島の仏ヶ浦が有名ですが、地質的には繋がっていたのでしょうか.
アイヌ語の「トカル・イショ」(アザラシ・岩)を語源とする。
現在は岩ではなく、展望台下の砂浜を指す地名となっている。
かつては、冬季になると室蘭近海にはアザラシが群れをなして集まったが、殊にこの海岸の岩場に数多く集まった。
海抜80メートル前後の凝灰岩質の断崖が東側のイタンキ浜の近くまで連なっており、緑のベルトと奇岩の景観が印象的なことから室蘭市を代表する景勝地として室蘭八景の一つに選ばれている。
また国の名勝「ピリカノカ」の一部に指定されている。wikipedia
支笏湖(しこつこ)
天候は少しの晴れ間と、曇りでした
湖の直ぐ横を通る道路はとても気持ちが良かった。
天候がすっきりしていれば、もっと良かったと思います。
支笏湖
約4.4万年前に支笏火砕流、支笏降下軽石を噴出した火山の大噴火(総噴出量139.5DRE km3)によって形成された支笏カルデラに、水が溜まったカルデラ湖である。
形成当初の形状は円形であったが、カルデラの縁に恵庭岳、風不死岳が噴出したことにより、現在のようなくびれた形となった。
「日本最北の不凍湖」であるが、これは温かい水が湖の深部に残存していて水面を暖めることにより湖面の水温が下がりにくいので、凍りにくくなっているためである。wikipedia
オコタンペ湖は、規模は小さいけれど緑色の綺麗な水の湖です。
道道78号の支笏湖線で恵庭岳の裏側あたりにあるので、太陽が出ていて時間に余裕があるのであれば、オススメです。
途中で、土砂降りの雨に会い、全身ずぶ濡れ状態になったので、日高沙流川オートキャンプ場でのテント泊は諦めて、ひだか高原荘にお世話になることにしました。
ひだか高原荘のロビーには古いモトクロスバイクが展示されていました。
確か、KTMだったかな。
帯広、足寄を通って弟子屈まで
国道274号線を東に進み、日勝峠展望台から帯広一帯を眺める。
気持ちいい!
足寄町を過ぎて、阿寒国立公園あたりから曇り空となった。
眺めがあまり良くなかったので素通りして、摩周湖に向かう。
35年前のバイク旅で摩周湖は霧で全く見れなかったので、今回は、何とか見たいと思っていたが、またもや霧で何も見えなかった。
※帯広 おびひろ
※足寄 あしょろ
※阿寒 あかん
※摩周湖 ましゅうこ
日勝峠展望台
※日勝峠 にっしょうとうげ
桜ヶ丘森林公園オートキャンプ場
〒088-3213 北海道川上郡弟子屈町 桜丘2丁目61-1
にお世話になることにしました。(バイクはキャンプ料金数百円だったように記憶している)
周りが木で囲まれているのでとても静かなところでした。
霧の摩周湖
北海道の朝は早く、外が明るいので、起きるとまだ、朝の4時であった。
起きてしまったので、昨日見れなかった摩周湖に出かけることにしました。
キャンプ場を出る時は、少しガスっていたが、街を過ぎると晴天であった.
晴れているのに、
摩周湖のある山には霧、雲があった
なんとか湖面を見ることができました。
さらに、幻想的な風景に出会えたので、よかったですね。
一旦、キャンプ場に戻って、テントを片付け、荷物をまとめて、目的地、知床半島へ出発です。
知床半島に行こう!
途中、懲りずに摩周湖に寄ってみると、今度は、霧は晴れ、ものすごく気持ちの良い眺めでした。
4回目にしてやっと、摩周湖の全景を見ることができました。
テンションは最高潮です。
晴れの摩周湖
摩周湖
摩周湖(ましゅうこ)は、北海道川上郡弟子屈町にある湖。
日本でもっとも、世界ではバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖である。
2001年には北海道遺産に選定された。
急激に深くなっていることとその透明度から青以外の光の反射が少なく、よく晴れた日の湖面の色は「摩周ブルー」と呼ばれている。wikipedia
硫黄山 アトサヌプリ
アサトヌプリの駐車料金は摩周湖と共通でした。(摩周湖は早朝だったので、料金は払っていなかったがここで払えて良かった)
アサトヌプリの風景
地中からのガスが、こんなに近くで見れるなんて、感動でもあった。(煙の出ている、すごそこまで歩いて行けるんですよ)
地球という大地の、すごいエネルギーを感じるのでした。
アトサヌプリは、北海道弟子屈町にある第四紀火山である。
標高は512m。
活火山に指定されている。硫黄山(いおうざん)とも呼ばれる
地質は安山岩およびデイサイト、流紋岩。サワンチサッブ、マクワンチサップなどの溶岩ドーム群からなる。
噴気活動が活発で火山ガスを噴出している箇所が多い。wikipedia
美幌峠(びほろとうげ)
屈斜路湖を横目で見ながら走行していると、だんだんと曇ってきました。
国道243号線を通って、美幌峠(びほろとうげ)に、展望台の周りには高い木々がなく、視界がとても広いです。
屈斜路湖を一望でき、空が晴れていれば、と、ふと思いました。
次に来たときの楽しみに取っておこうと思った。(また、北海道に来るつもりでいる自分がいる)
この大きな湖が、火山の火口が崩れてできたなんて、そう考えると、元の山はどうなっていたんだろうか?(最近では、カルデラ噴火でできたと言う説が有力ですが)
そんなことを考えながら、眺めていました。
さらに、カルデラ湖の中に島があるけど、何でかな?
溶岩ドーム?
そういえば、カルデラ湖には、中央に島があることが多いことに気がついた.( 今更ながら )
能取岬(のとろみさき)
一気に網走まで走って、能取岬(のとろみさき)までやってきました。
天気は回復し、青空が見え、風は涼しいが、日差しが少し暑い。
誰もいないので、この景色を独り占めでした。
ここの海はオホーツク海で、岬の下は断崖絶壁であった。
絶壁の下に平らな部分があるので、流氷で削られたのだろうか?
北海道に来ると、こんな絶壁が当たり前のようにあるので、もう、珍しくないなと思ってしまった。
小清水町の原生花園
小清水町の原生花園、駅があって、駐車場には観光客がいっぱい。
海の砂浜の近くに、手動ポンプがあったが、真水は出るのかな?
原生花園自体は、綺麗な花が咲いていたが、どうなんだろう?という感じでした。(昔来たときには、花が咲いていない時期であったから)
知床半島
斜里町を抜けて、知床半島(しれとこはんとう)に到達しました。
天候はバッチリで、とても気持ちがいい。
バイクツーリングの方々もたくさんで、やえー!(ピースサイン)をたくさん返したな。
オシンコシンの滝があったけど、前回(35年前)来たときの記憶は全くなかった。
道路自体がもっと山側にあったような記憶があったが、どうだったかは今となっては定かではない。
晴れている間に、いったん、知床峠に向かった。
しかし、峠に着いた時は雲の中だったので、引き返し、知床五湖に向かう。(この時は、また来れば良いと思っていた)
※知床半島 しれとこはんとう
知床五湖
知床五湖は、35年前は駐車場しかなかった記憶だったが、現在は、観光地化されて、面白味が少ない。
また、人がたくさんいたので、じっくりと景色を堪能することができませんでした。
自分は、人が周りにいると、じっくりと景色に集中できないようです。
カムイワッカの湯の滝
知床五湖の駐車場から少し戻ったところに砂利道の分岐があったので、その道路を走行すると、カムイワッカの湯の滝がありました。
流れている滝の湯が、暖かいなんて、自然の力はすごいですね。
昔は、男女別に湯船があったと聞いたが、今はどうなんだろうと思っていました。
国設知床野営場
〒099-4351 北海道斜里郡斜里町ウトロ香川
でテント泊をしました。(クマが出てきそうな森の中です)
近くに夕陽台展望台がありましたが、今回は天候不良のためにパスしました。
お風呂が近くにあって、ゆっくりと汗を流しました。
バイオトイレは、初めて使いましたが、私は苦手です。
ここで、雨をやり過ごすことを考えていましたが、
変な理由ですが、バイオトイレを使うのが嫌で、小雨の中クッチャロ湖に向かいました。
この後とんでもない試練が待ち受けているとも知らないで…….