摩周湖 北海道

摩周湖(ましゅうこ)は日本一透明度の高い水を湛えた素敵なカルデラ湖です。霧で隠れることの多いことでも有名です。

内容の項目

摩周湖

摩周湖(ましゅうこ)は、北海道川上郡弟子屈町にある湖。
日本でもっとも、世界ではバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖である。 摩周湖一帯の火山活動は約3万年前から始まった。山頂を失う以前の姿は富士山のような成層火山で、標高は2,000メートル程度と考えられている。
当時の安山岩質溶岩流が外輪山を形成している。
摩周湖に相当するカルデラは約7000年前の大噴火で形成された。
巨大カルデラ噴火としては九州南沖の鬼界カルデラとほぼ同じ時期で、日本国内では最も新しい。
その後約4000年前からカルデラ東部で噴火が始まりカムイヌプリ火山が成長した。
同じ頃カルデラ中央(湖底)でも溶岩ドームが形成されカムイシュ島ができ、現在の地形となった。
※弟子屈(てしかが)

霧の摩周湖

霧の摩周湖は、本当に霧が多い湖です。
その原因のひとつは、摩周湖の南側にある釧路湿原の湿度らしいです。(NHKブラタモリで解説がありました)
6月から8月にかけて霧が多いそうです。

写真は、摩周湖に霧が流れてきて摩周湖の外輪山の一番高いところ、カムイヌプリが隠れていくところです。
反対に、雲海が見れる可能性もあります。

摩周湖

位置

〒088-3200 北海道川上郡弟子屈町弟子屈原野

北海道の道東に位置し、知床半島の付け根より少し内陸部です。
南側に釧路湿原、北側が網走
東側に足寄といった位置関係になります。

阿寒摩周地図

阿寒国立公園に属し、東側から摩周湖、硫黄山(アトサヌプリ)、屈斜路湖が並んで位置しています。
3カ所を一度に観光できると効率が良いと思います.

北海道はたくさんのカルデラ湖があって、火山や温泉がたくさんあることから地殻変動の影響があった大地だろうと予想できますね。

※釧路(くしろ)、阿寒(あかん)

摩周湖の展望台は3箇所

幻の摩周湖第二展望台があったみたいですが、現在、普通に入れる展望台は3箇所です。

第一と第三展望台は近いので、両方行ってみるのが良いと思います。
裏摩周展望台は、大きく時間に余裕があるならば、行ってみるのも面白いと思います。

有料だが広い摩周湖 第一展望台駐車場

摩周湖 第一展望台駐車場とアトサヌプリ(硫黄山)駐車場は有料で共通で使用できます。(アトサヌプリ・硫黄山は煙が噴出しているすぐ近くまで行けるので興味ある人は、行ってみたほうが良いと思います)
摩周湖 第一展望台は、レストハウスが併設された観光用の展望台のようです。
駐車場から展望台からの距離も近いので気軽に摩周湖の湖面が見られます。
一枚の写真に摩周湖全体を写したいのならば、摩周湖 第一展望台が良いと思います。

道路脇狭い駐車スペースの摩周湖 第三展望台

第三展望台は、道路脇の狭い無料の駐車スペースがあります。
カムイヌプリ(外輪山の最高峰)が正面に見える絶好の位置だと思います。
個人の好みがあるのでなんとも言えないのですが、第三展望台は摩周湖の湖面が広く見渡せるところが個人的には良いですね。
写真にする時は、広角レンズかパノラマ写真がおすすめです。

※カムイ(神)・ヌプリ(山)

裏摩周展望台

位置的には、カムイヌプリ(摩周湖の外輪山にある噴火口)が一番大きく見える展望台になっています。
若い頃にバイクで訪れたのは、現在の裏摩周展望台でした。
しかし、山の下は霧なんかなかったのですが道路を上がっていくと前方が10mくらいしか視界がないほどの霧でした。
当然、摩周湖は霧の中でした。

裏摩周展望台まできたら、神の子池も同時に見ると良いかもしれませんね。

そして、幻の第二展望台は、現在は藪の中らしいです。

摩周湖の景色

摩周湖のパノラマ写真

日本一透明度の高いカルデラ湖 摩周湖
霧が晴れて凪の時の摩周湖は絶景ですね!

春夏秋冬、季節を越えてみたい湖ですね。

摩周湖の感想

 比較的 標高の高い位置にある湖なので、空気が綺麗で、湖面が神秘的に周りの景色を反射しています。
スケールは小さいですが、湖面方向に見える人工物は展望台のみで、静かでとても落ち着きます。
遠くの雲がなければ、斜里岳(しゃりだけ)も見えたかもしれません。
天候が重要な要素となりますが、美しい湖面、美しく険しい外輪山、東側に目をやれば、硫黄山アサトヌプリの地底からの蒸気、その向こうの屈斜路湖(くっしゃろこ)が見える風景は、北海道に来たら見逃すわけにはいかないでしょう。

ここの景色の綺麗さは、他のカルデラ湖では絶対に見れません。
晴れた摩周湖は、本当に綺麗な景色でした。
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周辺情報

キャンプ場

多和平キャンプ場

低料金のキャンプ場です。
少し離れていますが、摩周湖の南側にあります。

車両の乗り入れはできないようですが、360°のパノラマが魅力のようです。

登山

西別岳 登山口

晴天の日に西別岳 登山口から西別岳・カムイヌプリ (摩周岳) 山頂まで徒歩で登山できると気持ちいいかもしれません。

周辺情報

北海道 道東の記事

硫黄山(アトサヌプリ)

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「アトサヌプリ」はアイヌ語で「裸の山」を意味し、地元では長年「硫黄山」の名でも親しまれており、噴気口を目の前で見ることができます。

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網走湖にある呼人浦キャンプ場(よびとうら)は、夕陽が綺麗な湖畔の無料キャンプ場です。無料なのによく管理されているので網走市には感謝。

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シレパ岬

尻羽岬 北海道釧路

尻羽岬(しれぱみさき)は、北海道釧路総合振興局釧路町にある岬で、アイヌ語のシレパは「地の頭の出ている岬」を意味する。

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