軽量テントMOBI GARDEN
AS WINGS 2 JPN
バイク旅の軽量テントとは
今回は、軽量テントMOBI GARDEN AS WINGS 2 JPN を選択したのですが、その理由を考えてみましょう。
バイク一人旅のテントの理想
- 地面の状態に関係なく設営できる
- 持ち運びが容易(軽量コンパクトになる)
- 突然の雨風に対応できる
- 設営撤収が簡単
- 前室があると便利
- 寝室の温度管理ができる
バイク一人旅の経験から理想のテントを考える
最初に考えるテントの理想とは、
最も重要なことは、どのような環境(天候や地面等)でも快適に安眠できることだと考えます.(翌日に疲れを残さない)
1. まずは、設営する地面
あらかじめ、テントに合わせたキャンプ場選びができるのであれば良いのですが、行き先を決めずに行く旅では、地面を考えずにキャンプ場を選択できる方が安心です.
すなはち、自立型テントが良い。
2. 軽量コンパクト
3. 耐水圧が高く風に強いテント
気温の低い雨天のキャンプで雨漏りや結露は命に関わりますが、最近のテントはどれも、よく考えられていて、撥水性の高い素材を使っているので大丈夫だと思います。
4. 設営撤収が短時間で簡単
旅で毎日キャンプ場を移動する場合は、毎日の設営や撤収は簡単なほど良いと感じるようになります.
しかし、ワンタッチテントよりも山岳テントの方が好みかな。
テントの袋のサイズがギリギリだとフライのたたみ方で入らない時があると、イライラしますね.
5. 前室が広い
テントに比較的広めの前室があると便利です.
テントの室内に汚れたものを入れたくない場合が多々あります.
バイクの場合、荷物の置き場所に困るので、ある程度の前室を確保したいです.
また、天候が悪く、足止めされた場合に、前室で簡単な調理ができる方が良いですね.
6. インナーテントはメッシュじゃない方が良い

上記の要件を大体満たしたのが、いくつかリストアップしましたが、今回、特に気に入ったのは、 MOBI GARDEN AS WINGS 2 JPN です。
実際に購入したので、MOBI GARDEN AS WINGS 2 JPN を紹介してみる。
軽量テントMOBI GARDEN AS WINGS 2 JPN
軽量テントAS WINGS 2 JPNの基本情報
MOBI GARDEN(モビ ガーデン)は中国のメーカーです。
AS WINGS は、テントのモデル名
2は2人用
JPN は日本用です。
JPN 日本用は、他のモデルとは異なり、インナーテントが非メッシュになっています。
ただし扉部分はメッシュになっているので、換気や結露の心配は少ないと思います。
テントの本体スペック
・最大重量:1840g(グラウンドシート除く、広い割に軽量です)
・最小重量:1740g
・全幅:135 cm(+両入口40cmの前室)
・全長:210 cm(他の同様の構造の長さと同じ)
・全高:105 cm(他の同様の構造の長さと同じ)
・収納サイズ:43 × Φ14 cm (実際は38cm程度て収まるので収納性は良い)
フライシート:20D 3000mm防水(しっかりとした素材だた、少しシワが取れづらい)
ボトム:20D 4000mm防水(防水性に問題は無いが、厚みが20Dで薄いので耐久性が気になるところ、荒れた地面ではアンダーシートを使用した方が良いだろう)
アルミ製ペグ 16cm 8本 (アルミ製で強度は中ぐらい、先端が鈍角なので少し刺さりづらいか)
アンダーシート付属(インナーテントなしでもアンダーシートとポールとフライでテントを立てることができる。また、インナーテントのボトムが薄め20Dなので、荒れた地面にはアンダーシートは必須かもしれません)

軽量テントMOBI GARDEN AS WINGS 2 JPNの設営
テントの骨組みであるアルミポールは、最近流行(?)の一体型で、テンションコードで繋がったポールとコネクターを嵌めていくだけの構造です。
ポールの前後はYの字で、頂点に横方向の棒がある。(横の棒のコネクタは、アルミの棒の細い部分に嵌(ハマ)る構造だが、簡単に外れるので、あらかじめどのようにはまっているかをチェックしておいた方が良いだろう)
このポールの構造は、テント内の内壁を垂直に近づけるための工夫で、壁が斜めになる割合が少ないので、室内はサイズの割には広く感じます。
前室の土間を作る方法は、テントのスカートをペグで外方向にテンションをかける方法で実現しています。
前室の広さは、工夫次第でどうにでもなるのですが、雨の日には、もう少し広い方が良いかもしれません。
一人で使用するのであれば、両側にスペースがあるので、充分かもしれません。
単純に、テントに合わせれて、荷物や調理道具を選択すれば良いだけですが、ドマの部分はちょっと物足りないですね。
※雨天の時だけエクステンションを追加すれば良いかな。(考察してみる)
MOBI GARDEN AS WINGS 2 JPN設営の動画
MOBI GARDEN AS WINGS 2 JPNの設営公式動画があったので、リンクさせてあります。
軽量テントMOBI GARDEN AS WINGS 2 JPN の使い勝手は
2人用のテントを1人で使用するので、室内の広さは十分以上に感じます。
出入り口は左右にあるので、一方向よりも便利に使えます。
ドマ部分の広さは、広いとは言えませんが、インナーテントの中に荷物を入れることで、ある程度解消可能です。
テント室内について
寝室は、1人で使う場合は十分に広く感じる。
210cm x 130cm と一人で使用するには充分すぎる。(畳が約180cm x 88cm)
一人分の荷物を室内に置いても余裕はある。
インナーテントのサイドが、切り立っているので、広く使える。
換気について
インナーテントはメッシュではないので、夜中に気温が下がっても、寒く感じることは少ないだろう。
左右の扉部分は、2重構造になっており、メッシュ部分で換気をコントロールして、結露対策はする必要があるかもしれません。
MOBI GARDEN AS WINGS 2 JPN の撤収・収納製は
テントを撤収する時間や収納性について
ペグを抜いて、テントを片付けるのは、ポールの構造上、比較的簡単な部類になると思います。
ただし、インナーテントを畳むときに、内部に空気が入り込んでしまうと畳みづらいかもしれません。
インナーテントの出入り口ののファスナーは閉めないで畳んだ方が良いかも。
収納袋の大きさは、絶妙で、少しくらい畳み方を失敗しても、何とか収納できるし、かといってブカブカでもない。
収納サイズの幅は、カタログ値 43cm だけど、実際は 38-40cm くらいだった。(アライテント・ドマドームライトと同じくらいのサイズ感になったのは嬉しい誤算)
雨の日は前室を拡張
他メーカーの延長ホールを使用して雨の日でも快適に過ごせるようにしてみました。
興味のある方は下のリンクからみてください。
取扱説明書
快適な一人旅の軽量テントの選考時の候補
実は、今回のテントを選択するために、いくつか候補がありました。
基準は、左右に出入り口がある2人用テントを中心に選択しました。
2人用を1人で使うのは、雨をしのぐには、少し広めの方が快適だからです。
- MOBI GARDEN AS WINGS 2 JPN が最適と考えました。(今回はこの製品を購入しました)
軽量でコンパクト収納でコストも安いし、インナーテントはメッシュではない。 - Naturehike Mongar2は理想的なテントですが、インナーテントがメッシュなのが個人的に惜しいですが、メッシュが希望の人には良いと思います。
- Naturehike Mongar2人用テント専用の延長ホールは、テントに追加できるスペース。雨の日には良さそうなスペースを確保できそう。(試しに買ってみました)
- MOBI GARDEN 超軽量バックパッキングテントは、バックパッカーの快適さと生活空間を最大限に引き出すために設計されたプロ仕様のテント(2.5kg 収納サイズ約50cmが惜しいが、気にならない方には一押しかも)
- MSR のテントは定評があり、良いのですが、価格が少し高いのが欠点か。
- オガワ ドームテント ホズST は少し重めですが、理想に近い形です。
- Naturehike 軽量 ツーリングドームテントは、2.5kgの良さそうなテントです。
- SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) アルトTR1プラステント ST87002
一人用ですが、軽量で広い室内が素敵ですね。
これらのテントは、意外と良さそうです。
今回の選択はコストパフォーマンスの高い商品を選択したのが本音かな。(貧乏なので)
軽量コンパクトで雨天も快適なスペースは、2人用テント