何で一人旅

何で一人旅かなと自分でも考えることがあって、誰にも邪魔をされない自由な旅だけど、ちょっと不安で寂しい気持ちにもなります.

内容の項目

ひとり旅は、集団心理という人間らしくない感情と離れることができる

全ての悩みは人間関係の悩み、

人と関わらなければ、悩みは発生しない。
ひとり旅には悩みはない。
全ては、不安という感情かもしない。

どうして、ひとり旅なんだろうか?

どうして、なんで、ひとり旅なんだろうかと、

最近になって考えるようになってきた。
2人の旅では、二人が共感しあえて良いのではないだろうか。
楽しみは2倍、苦しみは半分というではないか。
若い頃には、マスツーリングも何回か経験しました。
仲間がいると、やはり、楽しいという感情は強く感じます。
そして、何かあっても安心感が全く違います。
そんなことを考えながら、焚き火の火を見つめている自分がいる。

自分自身の感情と向き合う

天気が良くて快晴である。
バイクの調子もいいし、快適なワインディングロードと見晴らしの良いロケーション、感情が高揚して気持ちの良い、本当の最高の気分である。
来て良かったと、本当に思える瞬間である。

反対に、天候は土砂降りの雨、カッパを着ていても水が浸透してきて、下着まで濡れてきている。
どこかに宿を求めているが、そんな時に限って電話をしても、どこも一杯で宿泊先が見つからない。
八方塞がりな時、とても不安な気持ちになります。
ひとり旅だと、他人の責任にできないので、なおさら自分を責めてしまいます。

何で、こんな日に、こんなところに来たのだろうと・・・・・。

不安と期待が入りまざる

知らないところに、ひとり旅に出ると、

どこかに不安な気持ちがあって、そして、何かを期待している自分がいます。
クルマで旅をすると、囲まれた空間の中にいるので、何があっても、何とかなるなという気持ちになります。
例え、宿泊先がなくてもクルマの中で寝ればいいかなと。

ところが、バイクの場合は、天候は、重要な問題です。
バイクは、より自然に近い空間にいるので、気候変動に敏感です。
外気温が下がれば、ライダーも寒いし、暑くなれば、当然灼熱地獄になる。
バイクの不安は、転倒、パンク、レバーの破損、エンジンが動かないなどトラブル関係が多いかもしれません。

不安と期待の入り混じった複雑な感情が、バイクの一人旅の醍醐味なのかもしれません。

ひとり旅は、ひとり旅をしている人に何故かシンパシー(共感)を感じる

ひとり旅をしている人同士は、何故か、声をかけたり、仲良くなったりすることがあります。
シンパシーを感じるのだろうか?
他に、仲間がいないから、仲間を探してしまうのだろうか?
ひとりだと心細いから、心強い仲間が欲しいのだろうか?
そんなことはわからないけど、表面的なことかもしれないが、仲良くなって、あれこれ話し込んでしまうことがあります。
全く初対面なのに、何故だろうと思うことが多いですね。

旅から帰ってくると、ひとまわり自分が大きくなっていることに気づくことがある

旅に出て、ひとりで大きなトラブルを解決できて、帰ってくると、日常の些細な出来事は、旅でのトラブルに比べると大した出来事ではないことに気づきます。
不安な気持ちを経験することで、自分自身に起こる不安な心をコントロールできるようになったり、冷静な判断ができるようになります。

大自然を経験すると

我々人間の大きさは、大自然からすると、本当に小さな存在です。
海の広さ、山の険しさ、火山の勇ましさ、本当に感動することばかりです。
大自然の真実を目の当たりにして、自分たち人間の小ささや愚かさが理解できるようになりたい。
ひとりで大自然を感じることは、不安しかない。
他人から感じることは、悩みでしかない。
大自然は、厳しいが、荘厳で綺麗で気持ち良い。
他人からの親切な気持ちは、嬉しいし心地よい。

人との交わりの中で生きている我々人間ですが、交わり方をほんの少し変化させるだけで、自分の見る世界が変わります。
人間の一生なんて、地球の歴史からすればほんの一瞬の出来事です。

もっと自由に生きる

一人旅の本質は、自分だけの価値観で自由な時間を使うことができることが、最大のメリットだと思います。

勝手気ままな旅は、思っていた以上に大変です。

「めんどくさい」けれども面白いです。

それが、このサイトの命名理由「めんど旅」です!

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