霧多布岬(湯沸岬)北海道厚岸郡

霧多布岬(きりたっぷみさき)は霧多布湿原から陸繋砂州(トンボロ、浜中町)によって陸続きになった「湯沸(とうふつ)」島の先にある岬。

内容の項目

霧多布岬 (湯沸岬)

浜中町の観光案内

霧多布岬は標高40~60mのテーブル型の霧多布半島の東側に位置し、太平洋に突き出した霧多布岬の周辺には展望台やキャンプ場があり、いこいの広場として最適です。
展望台から約3km先にはアザラシのいる帆掛岩、浜中湾越しに奔幌戸(ポンポロト)、貰人(モウライト)の絶壁、海岸線等を楽しむことができます。
また、霧多布岬の先端に立つ湯沸岬灯台は、平成28年9月30日に一般社団法人日本ロマンチスト協会より『恋する灯台』として認定されました。

霧多布岬の概要

霧多布岬 (きりたっぷみさき)は、正式には湯沸岬(とうふつみさき)といいます。

その名の通り濃霧に包まれることが多く、海岸線で発生した霧が岬の丘陵を駆け登る光景は神秘的です。
岬の尾根には散策路が整備されており、海岸沿いでは奇岩もたくさん見られます。

周辺には展望台、キャンプ場もあり、展望台からはアザラシのいる帆掛岩(ほかけいわ)、浜中湾越しに奔幌戸(ぽんぽろと)、賞人(もうらいと)の絶壁、海岸線を望むことができます

またトッカリ(アザラシ)を見かけることからトッカリ岬とも呼ばれています。

位置

〒088-1522 北海道厚岸郡浜中町湯沸33番地

北海道の太平洋側にある釧路から東側に位置します。
釧路湿原の南側、根室半島と釧路の間、辺りに浜中町があります。
霧多布岬は、浜中町の霧多布湿原から砂州で繋がった湯沸島の先にある岬ということが言えるでしょう。

厚岸地図

遊歩道

比較的平らな遊歩道でよく整備されていました。
往復30分程度だろうか。

霧多布岬歩道地図

霧多布岬の風景写真

ハナミズキ

ハナミズキ

海外で働くことを夢見て勉強に励む主人公・平沢紗枝(新垣結衣)は、幼い頃に父を亡くし、北海道で母・良子(薬師丸ひろ子)と二人暮らし。つつましく二人で暮らす家の庭には、自分の病状から娘の成長を見届けることが出来ないと悟った父(ARATA)が、幼い娘への秘めた想い、メッセージを込めて植えたハナミズキが大きく育っていた。高校生になり、東京の大学への進学を目指し勉強中の紗枝は、漁師の父の仕事を手伝いながら別の高校に通う同学年の木内

湯沸岬灯台

湯沸岬灯台の概要

案内板によると

湯沸岬(とうふつみさき)灯台は、霧多布港に出入りする船舶や、沿岸を航行する胎舶の道しるべとするため、昭和5年(1930年)10月11日に点灯した日浜中村所管の霧多布港灯柱に替わって、昭和26年(1951年)6月15日に海上保安庁が建設したもので、当時の北海道の灯台では初めて小型で高光度の機器が使われました。

現在は、これらの機器に変更はありませんが、沖合い約3キロメートルの岩礁(帆掛岩)への乗揚げ海難を防ぐため、危険区域を示す方向の光を赤色にしているほか、岩礁を直接照らすための照射灯を併設する工夫がなされています。

恋する灯台

日本ロマンチスト協会と日本財団が共同で実施している『恋する灯台プロジェクト』において全国21灯台が『恋する灯台』と認定され、湯沸岬灯台は北海道で唯一『恋する灯台』として認定されたそうです。

「どこまでも広がる太平洋が望める風光明媚な場所にある灯台のひとつ「霧多布岬」の名のとおり、霧が立ち込めることでも有名です。
晴れているかと思えば急に霧が立ちこめ、恋をしたときの気持ちのように世界を見えなくさせてしまいます。
その中で祝福の赤白色をまとって立つ灯台の姿は、恋する2人の未来を導くシンボルのようです。」

浜中町のサイトより

霧多布岬で見られる花

浜中町 霧多布半島の地形

テーブル型の地形

霧多布(湯沸)半島は標高40~60mのテーブル型の地形となっています。
「隆起海食性台地」と言えば良いのだろうか?
海面から上にあった島が波によって削り取られて平面になり、その後、地盤の隆起によってテーブル状の島が現れたのだろうか。

島 or 半島

島と半島の定義

島と半島の違いは陸続きか否かということになると思います。

今の湯沸島は半島?

湯沸島か湯沸半島か、どちらなのでしょうか。

現在は、霧多布大橋で分断されているので、正式には島と言うことができそうです。

歴史背景

元々は砂州によって繋がっていた島が、1960年5月23日(日本時間)南米チリ中部沿岸で発生した地震に伴う大きな津波が太平洋を渡って5月24日、浜中湾と琵琶瀬湾の両方から繰り返し来襲した津波は、北海道本土と砂州でつながり半島をなしていた霧多布半島の地形を幅100メートル、深さ8メートルにわたって深くえぐり、半島は島に様変わりしたそうです。

地震の五十年前も陸続きではなかったと記録があったので、湯沸島は、島になったり半島になったりすることがあるようです。

まあ、結局は定義の問題であって、どっちでも良いと言えば良いかな。

きりたっぷ岬キャンプ場

きりたっぷ岬キャンプ場は、旅の途中で立ち寄るのにうってつけのキャンプ場です。

受付(霧多布温泉ゆうゆ)は必要ですが、テント泊は無料で、景色の良いキャンプ場です。

ロッジは有料です。

車両の乗り入れは禁止ですが、2輪専用の駐車スペース(サイドスタンドがめり込まない路面)が用意されていました。

きりたっぷ岬キャンプ場の良し悪し

良い点

  1. テント泊ならば宿泊・使用料無料
  2. Wifiが無料で使用できる
  3. お風呂が近くにある
  4. 眺めは良い
  5. 旅の途中で雨を凌ぐのに良心価格のバンバローは、とても良い。

今ひとつな点

  1. ボットン便所
  2. テントサイトが斜面なので、テントを張る時に工夫しよう。
  3. 強風に注意
  4. 霧や雨が多い?

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