ポケットに入る RICOH GR3 コンデジは最強
概要
コンパクトデジタルカメラ、略してコンデジ。
コンデジ最強と言われているコンパクトカメラ RICOH GR3(リコー ジーアールスリー)が旅カメラ最強であることについて少し語ろうと思う。
コンパクトなカメラを高画質にするためにミラーレス一眼レフに使われるCMOS画像センサーを採用、高度な設計のレンズと組み合わせてある。
ボディーは軽くて高強度にするため、高級なカメラと同様のマグネシウム合金を採用している。
デザインは、使いやすさを追求し、あくまでシンプルで高級感は一切ない。
カメラの動作はとても速く、待たされることがない。
これが、RICOH GR III の概要です。
最強の理由
小さくて軽い
おすすめはしないが、サイズ感でいえば秋冬物のジャケとの胸ポケットに入れることが可能です。
下の写真は、牛乳パックと比較してみました。
牛乳パックの麺よりも小さく、厚みも牛乳パックの半分以下です。
外形寸法 約109.4(幅) × 61.9(高) × 33.2(厚)mm(操作部材、突起部を除く)
質量 約257g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約227g(本体のみ)
高画質
普通のミラーレス一眼レフ程度の画質を、この小さなボディから写し出す。
理由は、APS-Cサイズの大型CMOSセンサーが入っていること、そして、レンズも凝った構成の単焦点となっています。
有効画素数 約2424万画素
高速で動作
スナップシューターの異名を持つこのコンデジは、電源ボタンを入れると一瞬で撮影可能になります。
電源オフでも同様です。
したがって、撮影の時しか電源を入れないようにしています。
意外と堅牢
このカメラをアスファルトの上に落としたことがありました。
高さにして、1.3m くらいでしょうか。
金属の筐体を使っているのですが、多少の傷はつきましたが、動作には全く支障はありませんでした。この辺は、ペンタックスの技術が入っているのかもしれません。
高価なマグネシウム金属を使用しているようです。
欠点はある
バッテリーの持ちが良くない
小さな筐体のカメラなので、バッテリーのサイズが小さいです。
あと、使用しているとボディに発熱が伝わってくるので、もっと効率の良い部品を使うことができれば良いなと感じています。
結果、小まめな電源オフとバッテリーは複数個を持ち歩く必要がある。
ピント調整は今一歩
旅の景色を撮影するのであれば、全く問題はない。
しかし、ちょっと変わった写真を撮るときに、ピントが思ったところに合わないことがあります。
ピントが迷う時は画像を再生してチェックするようにしましょう。
明るい昼間の撮影は苦手
標準でファインダーがないので、液晶だけでは撮影範囲がわかりづらいことがあります。
単焦点の広角なので、適当に写せば良いだけなのですが、ちょっと気になることもあるのも事実です。
良い景色のところでは、失敗を防ぐために、同じところで複数枚撮影しておくのもありですね。
RICOH GR III を旅カメラとしてススメる理由
最大の理由は、
コンパクトで素早く、そして高画質な画質だと思います。
さらに、カメラとしては高級感のない格好悪い外見ですが、使ってみると、全ての形状には理由があるのです。
カメラのグリップ一つとっても、薄くコンパクトにして最大の持ちやすさとなるような形状になっています。
操作するダイヤル等を凸凹させれば、メカメカしくなって格好良くなるかもしれませんが、あえて出しゃばらす、ポケットにスムーズに納まるように無味な形状になっています。
まあ、スマートフォンのカメラも使っているけれど、小さな高画質カメラがポケットにあると、スマートフォンで撮るよりもストレスは小さくなります。
GR III は焦点距離 28mm
GR III の焦点距離 28mm(35mm換算)は、景色の撮影では少し広角すぎる感じがあります。
街中や建物、建造物を撮影するのであれば、28mmは扱いやすいです。
慣れれば問題ないし、画像をクロップして切り出せば良いことだと思います。
GR IIIx の焦点距離 40mm
GR IIIxの焦点距離 40mmは、人間の目で景色を見るときの画角に近いと感じるので、景色を中心に撮影するのならば、IIIxがおすすめです。
RICOH GR III の作例
RICOH GRⅢ 作例ギャラリー
画角 24 mm APS-Cセンサー 採用のスナップシューターの作る写真を見てみましょう. 破綻の少ない画質は悪くない.
「RICOH GRIII 作例ギャラリー」でカメラの画質をチェックしてみよう!
実際よりも、解像度を下げ、圧縮をあげているので、画質はかなり低下しているのことを考慮して見てください。
APS-Cセンサーなのでノイズは少なめ、画像の加工がやりやすい絵作りだと思います。