放射状節理 根室車石 北海道

花咲岬の灯台のすぐ下にある根室車石は、直径が6mにもなる大きな車輪のような岩は、放射状節理という。

内容の項目

根室車石

根室車石(ねむろくるまいし)は、北海道根室市の根室半島花咲岬附近一帯に広く分布し、方沸石を含み、アルカリ分に富む玄武岩質岩石中に見事な放射状節理の発達した球状岩体である。中央から放射状に割れ目が入るさまを轂から輻が放射状に延びる車輪の形状にたとえて「車石」と呼ばれる。

放射状節理とは、枕状溶岩と同じように、まだ固まっていない溶岩が海水などで急激に冷やされたとき、放射状に割れ目が入って固まったものです。写真のものは日本の代表的な放射状節理で、車石と呼ばれており、国の天然記念物に指定されています。車石とはいっても、実際には車輪状ではなくドーム状であり、下の方はシート状になっていて、車石の部分はシート状の溶岩流がくびれてできたものです。岩石はアルカリ質の粗粒玄武岩で、直径は8.2mあります。車石のまわりには、枕状溶岩なども見ることができます。

根室車石
根室車石

位置

北海道根室半島の付け根あたりにあります。

〒087-0032 北海道根室市花咲港3−2

車石マップ

車石は放射状節理

根室市花咲にある放射状摂理

石柱が放射状に広がる奇岩がありその見た目から車石と呼ばれています。
海辺の崖に遊歩道が整備されているので近くで見ることが出来ます。
周辺にも石柱があり自然の力強さを体感できます。

花咲灯台

花咲灯台は、北海道根室市の根室半島南側にある花咲岬に立つ赤と白に塗られた四角い形をした個性的な見た目をした灯台です、
赤く塗られているのは、霧が発生しやすいこの地域においても灯台を識別できるようにと言う理由からだそうで、1890年に点灯されて以来100年以上この地の安全を守っているとても歴史のある灯台です。

近くの観光スポット

納沙布岬灯台

納沙布岬の突端に立つ白亜塔形の中型灯台
「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計による八角形の木造で、北海道の洋式灯台としては最初のもの。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

Translate »