活火山 阿蘇 中岳
阿蘇は、九州の中央にあるカルデラを含めた場所です。
阿蘇カルデラの中心には阿蘇五山があり、美しくて険しい山々を見ることができます。
阿蘇五山の一つに中岳、標高1321mの火口から煙が立ち上がっています。
阿蘇山有料公園道路を利用して中岳火口見学を行うことができますので、ぜひ見学することをオススメしたい。
位置
九州 熊本県、阿蘇カルデラの中心の阿蘇山にあります。
〒869-2225 熊本県阿蘇市黒川
阿蘇山公園道路
阿蘇中岳の火口や砂千里が浜を観光するのであれば、阿蘇山公園道路が便利です。
徒歩や自転車で登れば無料ですが、時間を短縮したいのであれば、バイクやクルマで登るのが良いと思います。
有料道路
火口までの「阿蘇山公園道路」は有料道路ですが、駐車場や阿蘇中岳火口の見学には料金は発生しません。
阿蘇山公園道路 使用料は、バイク 200円、クルマ 600 – 800円くらいでした。
注意点
阿蘇中岳火口からは有害な火山ガスが発生しています。ぜん息・気管支疾患・心臓疾患・体調不良の方は、火口見学をお断りしているそうです、ご注意を。
火山活動の状況等により、安全確保のため立入規制をするので、あらかじめ確認した方が良いかもしれません。
夜間の通行はできなくなっておりました。
中岳火口近くに、駐車場やシェルターが完備されていました。
どこの火山も同じだと思いますが、噴煙ガスには有毒物質が含まれていますので十分な注意が必要です。
徒歩で中岳に登るには
もしも徒歩で中岳山頂(火口東展望所)に登るのであれば、
- 阿蘇山上広場の駐車場から
- 仙酔峡の駐車場から登る
2つの方法があります。
体力と時間があるのであれば、2の仙酔峡から阿蘇カルデラの景色を楽しみながら登るのが良いと思います。
中岳火口
阿蘇山の中岳頂上の独特な形容は、繰り返し起きた噴火によって形成されました。
現在、中岳には南北一キロの範囲内に7つの火口が点在していますが、第一火口、第二火口は近年噴火しましたが、第四火口はしていません。
ですが、火口一体では見物客の安全確保と防災対策のため、火山活動の状況が常時モニタリングはされています。
第四火口周辺は、火山岩、軽石、スコリア(ガス性の玄武岩のマグマが固まってできた岩)と溶けて固まった凝灰岩(火砕流の熱と圧力によってできた岩)が見られ、一帯には荒涼とした風景が広がっています。
火山活動で作られた地形には、厳しさを感じることができると思います。
砂千里ヶ浜
阿蘇五岳の中でも高岳(海抜1592m)に次ぐ高い山である中岳(海抜1506m)は、頂上に7つの火口を有する活火山です。
中岳は、破砕した火山岩からできた細かな黒砂で覆われた砂千里が浜と呼ばれる火口原(火口近くの平坦部)の西側面に位置します。
この一帯は高濃度の火山ガスに覆われ、植物がほとんど生育しない不毛地帯になっています。
快晴の日に、体力と時間が許すのであれば、中岳山頂(1506m)を目指すのが良いと思います。
山頂からの眺めは、格別だそうです。
山頂からの眺めると、阿蘇山のカルデラ地形である外輪山に囲まれている様子が一目瞭然になります。
阿蘇坊中野営場
阿蘇坊中野営場は、有料のキャンプ場です。
管理費とテントのみ1000円/一泊
阿蘇山の中腹くらいに位置しているキャンプ場なので、あそパノラマラインから短時間で草千里に行けるところが最高です。