理想の旅バイクは

旅バイクの理想は、低コストで移動できて、疲労が少なく、いろんな道路に対応できるバイクが良いと考えます。

内容の項目

旅の相棒のバイクを選ぶには

なぜ、旅にはバイクがいいのか?

日本国内を移動しながら旅するには、バイクを使うのが最も自由度が高く、長期間楽しめる方法だと考えます。
バイク旅だと、ずさんな計画でも何とかなるし、無料のテント泊なら天候を見ながら行き先を変更することも可能だ。

旅のバイクの選び方

ランニングコストから選ぶ

旅を続けるには、当然、コストを考える。
ガソリン代金、タイヤ、オイル交換など考えなければいけない。

特にガソリン代金は、移動のたびに必要なので、リッターあたり170円のガソリンを毎日300km走行すると、リッターあたり20km/Lと40km/Lのバイクを比べると

170円x300km/20km/L = 2250円
170円x300km/40km/L = 1275円

となるので、1日あたり1250円の差を10日間走行すると、12750円の差が生じます。

疲労から選ぶ

バイクで移動すると、自動車よりも体力や精神を消耗するものです。

バイクの安定性、風を受けて走行、シフトチェンジ、クラッチを握ること、ライディング姿勢、外気温などさまざまなことで、疲労します。
できる限り、疲労を避けることができるバイクの方が旅には良いでしょう。

排気量から選ぶ

バイクを使う移動で、自動車道や高速道路が使えるかどうか、フェリーの代金など

大きなバイクの方が安定しているので、綺麗な舗装道路だけを走るのであれば選択肢になり、小さな小道までバイクで散策したいのであれば小さめのバイクの方が取り回しがよいと思います。

750cc以上

大きなバイクで旅をするのは、ない日の移動距離が長い場合に選択したいですが、長期間の旅では、毎日のガソリン代金の出費が気になります。
また、大きなタイヤは高価なので、交換には多額に費用が必要になります。

フェリーの料金は、バイク750cc以上は高い。(例 : 新潟港ー小樽港 10,000円)

250cc以上750cc未満

車検が必要なのだが、走行性能は高く、一般道や高速道路を過不足なく走行できる。

フェリーの料金は、バイク750cc未満は少し安い。(例 : 新潟港ー小樽港 8,200円)

125cc以上250cc未満

車検が不要なことが最大のメリットです。
250cc未満の排気量のバイクでは、高速道路では余裕はないが、走行できるので、移動距離を稼ぎたい時には有利です。

フェリーの料金は、バイク750cc未満は少し安い。(例 : 新潟港ー小樽港 8,200円)

125cc未満

自動車道は走行できない。
ゆっくりと移動するのであれば、十分な選択肢になります。

フェリーの料金は、バイク125cc以下は安い。(例 : 新潟港ー小樽港 6,000円)

理想の旅バイクを考えてみると

旅バイクでは、750cc以上の大きな排気量のバイクは、日本の国内においてはメリットがあまりないかもしれません。
個人的には、リッターバイクで数週間、旅をしたことがありますが、馬力に余裕があるので、疲れは少ないが、実際に使う馬力は1/4も使っておらず、余計な馬力は不必要に感じました。
したがって、750cc以上のバイクは理想のバイクの選択肢には入れていません。

250cc以上750cc未満

車検はあるが、金銭に余裕がある人にオススメできる旅バイクは、手軽に扱えるバイクを選択したい。

スクーターでありながらオフロードも走れるエポックメイキングなバイクである。
シート下のスペースや防風性能の高さなど、旅バイクとしても、とても優秀です。
ディアルクラッチトランスミッション(DCT)による自動変速の恩恵で、シフトチェンジなしで長距離を一気に走り抜けることもできるし、多少のオフロード走行も苦にしないので、山奥にあるキャンプ場でも問題はない。

また、燃費は排気量の割には良好、スクーターなのにチェーン駆動であることも耐久性に優れている。

Vツインエンジンは、高回転でも振動は少なく、とても良いエンジンと言える。
カウルによって、防風性能はとても高いので、旅でも疲れは少ない。
また、多少のオフロードも走行可能ですが、重さがあるので、無理は禁物。

また、低価格であることも良い点である。

125cc以上250cc以下

車検がなく、高速道路や自動車道も走れるが、フェリー料金は中間になる。

カウル付きオフロードバイクは、長距離を走行しても疲れは少ない。また、悪路を走行してもブーツなどの足元の汚れはとても少ない。
一般道や高速道路では少々パワー不足を感じるが、慣れれば問題は少ない。

軽めの車重なので、林道を走行することも苦にしない。

低いシートと楽ちんな乗車姿勢で、旅でも疲れは少ない。
小回りやオフロードは、あまり得意ではなさそう。

スズキ独自の油冷エンジンと高い走行性能と低燃費を実現している。
狭い路地や多少のオフロードでも走行可能なので、オールラウンダー的な使い方が可能だ。

コストパフォーマンスの高いアドベンチャーバイクです。
使い古した並列2気筒エンジンは熟成され故障は少ないし、安定した走行性能など、旅の性能は高い。
オフロードを走ることを考えていないので、林道で無理をするのはやめた方が良い。

125cc未満

  • メリットは、燃費が良くフェリー料金は安いので、低コストでバイク旅が可能です
  • デメリットは、走行性能は低い、高速道路や自動車道は走ることができない。

このことを理解して、

オフロード性能が少し高いカブで、高い燃費性能や積載性能により、小さな旅バイクとしては優秀である。

旅するバイクとしては、面白いバイクです。
長年にわたり鍛えられてきたので、ほとんど欠点が見られない。

旅バイクの個人的な好み

独断と偏見で旅バイクを選択すると、高速道路を使った移動や、フェリー料金を考えると、750cc未満125cc以上のバイクが選択肢になります。

1位 ホンダ X-ADV

ホンダ X-ADV
ホンダ X-ADV

重心が低いレイアウトであるスクーターなので、重い車体重量の割には扱いやすい。
シート下に大きなラゲッジスペースがあるので、テールボックスを搭載すれば旅でも十分な積載となる。
ウインドプロテクションは優秀で疲労が軽減される。シート高もそんなに高くないので、安心してどこでも走行できる。

2位 スズキ Vストローム250

スズキ V-Strom250
SUZUKI V-Strom250

抜群のコストパフォーマンスの 「Vストローム250」は、これから旅を始めるためには最高の相棒になるだろう。
17Lの燃料タンクは、長距離を走行するのに良い。

3位 ホンダ CRF250 RALLY

バイク旅テント
バイク旅テント

私が現在所有しているホンダ CRF250ラリーは、オフロードバイクにカウルを付けたモデルで、あまり疲れずに長距離走行が可能だ。
シングルエンジンは、一般道ならば燃費(35-40km/L)も良く意外と旅バイクとしては優秀です。
また、骨格はオフロードバイクなので、林道も難なくこなせるデュアルパーパスのバイクである。

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