バイク旅の電源を考える

便利なバイク旅をするには、スマートフォンなどの電子機器は欠かせません。モバイルバッテリーなどの電源を確保しましょう。

内容の項目

電源

バイク旅で激安や無料のキャンプ場でテント泊をしながら移動をすると、

  1. スマートフォンやタブレット端末
  2. デジタルカメラやビデオ
  3. LEDランタン、照明
  4. その他の電子機器など

電気で動作する機器の電源に困ることになります。
何らかの方法で、電気を確保する必要があります。

コンセントから

最も一般的な電源は、家庭でも使用している100Vのコンセントから得られる電気だと思います。
有料キャンプ場には、コンセントを借りられるところもありますが、共用スペースのコンセントは、充電中に機器の盗難等も考えられるので、ちょっと考えてしまいます。
また、キャンプスペースに電源があるところもありますが、比較的値段設定が高いので、長期の旅で使用しづらいですね。
ビジネスホテルや旅館に宿泊する時に充電する方法もある。

長期の旅の場合、格安のキャンプ場を利用することになると思うので、コンセントを利用できる可能性は限りなく低い。他の電源を考えた方が良いのは誰でもわかることですね。

小型のACアダプタを持ち運ぶのが良いでしょう。

バイクからUSB外部電源ソケット

バイク旅で、比較的簡単に電気を取り出せる方法は、バイク本体なります。

バイクの電源はDC12Vになるのですが、最近の電子機器のほとんどはUSB電源5Vに対応している。
バイクにUSB外部電源のソケットが付いている機種、なければバッテリーからUSBソケットを取り付けることもできる。
USBソケットを取り付ける場合は、ショップに依頼する方がトラブルは少ないと思います。

自分で取り付ける場合、防水性を考えてメーカー純正やバイク専用の製品を選択しよう。

太陽光発電ソーラーパネルは微妙かな

ソーラーパネルを使って太陽光発電という方法も考えられますが、バイク旅とは相性が、あまり良いとは言えません。
理由は、天候の良い日中にソーラーパネルを広げて充電したいのですが、バイク旅では移動する時間帯と重なってしまいます。
バイクにソーラーパネルを付けるよりも、バッテリーからUSBソケットで電源を取る方が簡単で現実的です。

ただし、長期間あまり移動せずにテントで過ごすタイプの旅にはソーラー充電は有効である。

 

例えば、エレコム ソーラー充電器 NESTOUT SOLAR-1 の仕様は、以下の通り

  • ソーラーパネル枚数:2枚
  • ソーラーパネル発電性能:最大14W
  • ソーラーパネル変換効率:最大22%
  • コネクタ形状(電源出力側):USB-Aポート×2
  • 外形寸法:折り畳み時 約155mm×約285mm×約40mm
    展開時 約350mm×約285mm× 約12mm (吊り下げループ及びポケットを除く)
  • 重量:約535g

バイクで運べる重さやサイズ、そして実用性を考えると、このエレコムのソーラー充電器になる。

14Wのソーラー充電器でiPhone16pro maxを充電すると

14Wのソーラーパネルで iPhone 16 pro max 4,685mAh(約5Ah)のバッテリーをフル充電する時間は、

バッテリーに必要なエネルギー = 5Ah × 5V = 25Wh
計算上の充電時間 = 25Wh ÷ 14W ≈ 1.8時間

実際には、太陽光の強さやパネルの角度などの不確定要素があるので、現実的には約5時間くらいは必要のようだ。

モバイルバッテリー

バイク旅では、日中に使用する電気機器は、夜間に充電をすることになります。
モバイルバッテリーの充電は、バイクに取り付けてあるUSBソケットから充電するのが良いでしょう。できれば、モバイルバッテリーの充電はバイクの走行中にケーブルで繋いでおいて充電が満タンになったらケーブルを外しておくのが良いでしょう。

スマートフォンやデジタルカメラなどは、夜間のうちにモバイルバッテリーから充電するのが良いと思います。

モバイルバッテリーは大容量の製品を選択、そして複数のケーブがバッテリー本体に付属している方が便利です。
56800mAhの大容量モバイルバッテリーの重量は約480gで結構重いですが、iPhone 16 pro max ならば、10回以上充電できる計算になります。
また、ソーラーパネル付属もありますので、使い方によっては有効かもしれません。

USBケーブル

最近の電子機器のほとんどが、USBを利用した充電機器になってきました。
USB端子には数種類の異なる端子があるので、それぞれの端子に合った複数のケイブルを持ち運ぶことになります。

しかし、バイク旅では、たくさんのケーブルを持ち運んだり、選んだりするのはとても不便に感じます。
こんな時は、一つのUSBソケットから複数のUSB端子が分岐したケーブルを使用するのがスマートでしょう。

バッテリーや電源アダプターに繋いで、複数の機器を同時に充電できると、とても便利になります。

スマホホルダー QI ワイヤレス充電

スマートフォンをナビゲーション(道案内)に使用する場合は、充電しながら案内できるとスマートフォンのバッテリー残量を全く気にせずに使用することができるので、とてもオススメの方法です。
※スマートフォンがIQ充電に対応している必要があります。でなければ、充電ケーブルをUSB接続すれば良いだけですが、意外とめんどくさいし、また、接続を忘れることがある。

QI ワイヤレス充電ができるスマートフォンホルダーだと、スマートフォンをホルダーにセットするだけで充電を開始するので、余計なスマートフォンのバッテリー残量の気遣いが一つ減ります。
ただし、バイク側の配線の設置は少し面倒ですが、最新のバイクにはUSBソケットが付属していたり、12v電源用のカプラーがあったりするので利用すると良いかもしれません。

▼ この記事に関連のあるタグ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

Translate »