千里浜なぎさドライブウェイについて
千里浜なぎさドライブウェイ(ちりはまなぎさドライブウェイ)は、石川県羽咋郡宝達志水町今浜から同県羽咋市千里浜町に至る砂浜の延長約8キロメートル (km) の観光道路であり、海水浴場も兼ねています。
日本で唯一、一般の自動車やバスでも海岸線の砂浜の波打ち際を走ることができる道路である。Wikipedia
通行料は無料です
千里浜なぎさドライブウェイを走行するのに料金は必要ありません。
ただし、悪天候や冬シーズン時に交通規制で走行が禁止になるので注意が必要です。
位置
能登半島の付け根あたりに北東から南西にある平地があります。
平地は邑知潟(おうちがた)断層帯と呼ばれ、その西側海岸に千里浜なぎさドライブウェイがあります。
金沢からクルマで時間にして 30 – 40 分くらいで到着します。
〒925-0044 石川県羽咋市新保町
行き方
なぎさドライブウェイは、のと里山海道に平行に走っています。
金沢方面から行く場合には、のと里山海道を目指し、今浜インターチェンジで降りて、なぎさドライブウェイに入るのがおすすめです。
※なぎさドライブウエイは、天候の悪い時や波の高い時には通行止めになることがあります。
なぎさドライブウェイ走行の注意
千里浜なぎさドライブウエイを走行する時に注意した方が良いと考えることをいくつか述べてみます。
- 波打ち際は走行しない(水分の多すぎる部分は、タイヤが沈みやすい)
- スピードは程々に
- 対向車に注意(一方通行ではない)
- 砂の湿っているところを走行しよう(特にオンロードバイクは、砂の乾いたところは避けた方が良い)
- 走行後は早めに塩分を洗車して錆を防ぎましょう
その他の注意
サイドスタンドで停車すると、スタンドが砂に埋もれて、バイクが倒れてしまうことにも注意してください。(よく湿っていて砂が踏み固められて締まっている所は、スタンドが埋もれづらい。)
砂浜を車やバイクが走行できる謎
なぜ、この海岸で車がはしることができるのであろうか?
その秘密は、海岸を構成する砂の粒径にあると言われています。
普通の砂浜の砂は、大きさがバラバラであるが、千里浜の砂は一つ一つの粒が小さく、また大きさが揃っていて、角ばった形をしているという特徴があります。
砂粒のサイズは、0.1 – 0.2mm程度の均一で、この細やかな砂粒と、適度な水分が混ざることで、砂浜は固く締まって、車やバイクなどが走行しても問題ないと考えられています。
おすすめの時間帯
おすすめの時間帯は、ズバリ夕方です。
海岸が日本海側に面しているので、太陽が沈む前の夕日がとても綺麗です。
海をバックにバイクの撮影をしたいのであれば、午前中でも良いでしょう。
バイクイベント
SSTR(SUNRISE SUNSET TOURING RALLY / サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)は、世界的なオートバイ冒険家・風間深志が発案した、オートバイによる独創的なツーリングイベントです。
基本ルール
基本ルールは、日の出とともに自身で定めた日本列島の東海岸からスタートし、日没までに日本海の千里浜にゴールするという単純明快なもの。
「Chasing the Sun」(太陽を追い駆けろ)をテーマに掲げ、東の海に昇る朝日とともにスタートし、太陽を追い駆けながら日本列島を横断し、石川県の千里浜に沈む夕日を見送るという、かつてない壮大なスケールのアドベンチャーラリーです。
優劣をつけるものではなく、それぞれのライダーが自身の旅のテーマに沿い、無事にゴールゲートを通過し、全国が集ったライダー同士で交流を深めることを主な目的とした自己完結型のラリーです。
詳しくはSSTRのサイト
観光スポット
〒925-0447 石川県羽咋郡志賀町富来領家町15
1989(平成元)年、世界一長いベンチとして、ギネスブックに掲載された、増穂浦海岸にある、全長460.9メートルのベンチ。
1987(昭和62)年に延べ830人のボランティアの手で作られたそうです。
ベンチから「サンセットヒルイン増穂」と呼ばれる夕日の名所で日本海に沈む大きな夕日を眺めることができます。
周辺には、道の駅 とぎ海街道、渤海温泉、増穂浦海水浴場