新潟港から小樽港
自宅から新潟港
自宅(石川県)から新潟港まで、下道でGoogleマップによると8時間強だ。
出港時刻の1時間前にはフェリーに乗船する準備を済ませたい。
とすると、さらに1時間前には新潟港に到着したい。
新潟出港が12時ちょうどなので、10時に着くには、午前2時に自宅を出発することにした。
天気予報はは曇りだったが、途中で雨にあう。
それに、寒い!
前途多難の予感!
新潟港乗船手続き
2日前に、バイク750cc以下、大人一人をインターネット予約をしてあった。
自宅のプリンターで乗船券をプリントすれば、ターミナルでの時間が短縮できる。
ターミナルに向かう途中の道路で火事があって、迂回させられたが、余裕で乗り場に到着した。
小樽港到着
新日本海フェリーの中は、とても快適、早くもテントの中にいるようなスペースで眠ることができた。
フェリーの風呂は気持ちいいし、自販機でビールを買って、程よく酔いながら眠りにつく。
午前5時ごろ起床し、到着準備をする。
早朝に、小樽(おたる)に到着した。気持ちいいなぁ。
オロロンラインを北上
オロロンラインを北上するルートの予定だったが、黄金岬のキャンプ場の強風で内陸にルートを変更することにした。
もう一度日本海側に戻ることも考えたが、雨雲レーダーも雨の可能性が高かった。
石狩平野
まずは、北海道の日本海側の道路、オロロンラインを北上する予定だ。
※オロロンとは、オロロン鳥(ウミガラスの別名)のこと。
※オロロン鳥の命名は「オルル~ン、オルル~ン」という鳴き声からオロロン鳥と呼ばれるようになったと言われています。
※オロロン鳥は、餌のニシンの減少とともに数を減らし、日本では、現在、北海道日本海側北部の天売島(てうりとう)(留萌管内羽幌町)にいるそうです。
オロロンラインに入る手前の国道337号から手稲山を見る。
5月中旬とはいえ、山には雪が残っていた、そういえば、少し寒いなぁ。
石狩灯台
石狩川を通る手前で前方、北側の雲が厚く雨の可能性が高い。
でも、早く移動すると雨に合いそうなので、道草をしながら北上することにした。
石狩灯台の案内で、道草してみたが、曇り空では気持ちが沈んでしまうな。
近くにあった石狩八幡神社で、旅の安全をお願いした。
増毛山地(ましけさんち)
恋人の聖地 厚田展望台
道の駅石狩「あいろーど厚田」にバイクを停めて、展望台へは徒歩で登る。
恋人の聖地 厚田展望台から南方の眺めだ。厚田港(あつたこう)が見える。
厚田から山に向かうとキャンプ場もあったが整備中でした。まだ、シーズンオフということかな。
国道231号の石狩市浜益区濃昼あたりの道路の様子。
断崖絶壁のところは、トンネルが掘られていた。
荒々しい日本海の荒波で海蝕崖が形成されていた。
※浜益(読み)はまます
浜益区送毛
送毛川の先の海岸沿いの小さな平野にある漁村だが、明治から昭和にかけてニシン漁で栄えていたという。
浜益村立尻苗小中学校の卒業生は815名だったが昭和57年に閉校したと石碑があった。
毘砂別公園
毘砂別公園の木製の展望台は立ち入り禁止、トイレも使用できなかった。
手前の集落は毘砂別(びしゃべつ)というところのようです。
※毘砂別 ピ・サン・ペッ(石が・流れ出る・川)の意味。
浜益(はまます)川あたり
面白い形の山に目が行きました。
後から調べてみると黄金山というみたい。貫入岩らしい。
近くに川下海浜浴場 (はまますピリカ・ビーチ)がある。ハイシーズンは有料になる広い敷地にキャンプ場が併設されていた、通常は無料みたいでした。
はまます郷土資料館(旧白鳥番屋)
有料、数百円だったかな。
鰊漁と北前船で栄えていた時代の風景が見えてくるような展示でした。
雄冬岬(おふゆみさき)
石狩川を過ぎて国道231号を北上すると、断崖絶壁やトンネルを通る道路になる。
増毛山地の海岸川にあり、地質は、安山岩、玄武岩質安山岩、溶岩、火砕岩になるので火山があったと推測できる。
雄冬岬(おふゆみさき)は、北海道石狩市浜益区の国道231号線沿いの雄冬海岸に位置する断崖の中にある岬。 この地域一帯は厳しい断崖絶壁に位置しており、道路が未整備で訪問が著しく困難であったことから、かつては「陸の孤島」と呼ばれ、また室蘭市の地球岬・根室市の落石岬と並んで「北海道三大秘岬」の一つとされていた。
wikipedia
雄冬岬近辺には野営場と展望台がありました。
展望台は、駐車場から階段を登ると、背面には柱状節理の山肌、海岸線には増毛町が見える。
やっと晴れてきたなぁ!
海には鋭い岩礁と陸側にも険しい岩がゴロゴロしていた。
留萌市(るもいし)
黄金岬海浜公園
柱状節理の見られる海岸と無料の狭いキャンプ場があります。
大きなテントは無理そう。
天候を確認すると、北側には雨雲があったので、ここでキャンプ泊をする予定でしたが、強風でテントが吹っ飛びそうだったので、内陸のキャンプ場に移動します。
だいぶん遠いけど、
天塩山地方面
海岸沿いのオロロンラインは、強風でバイクの走行では苦しいので、予定変更して、天塩山地(てしおさんち)の東側を通ることにしよう。
幌加内(ほろかない)
綺麗な白樺の中にあるダム湖のほとりの静かなキャンプ場でした。
低料金です。
幌加内 国道275号
早朝に北上して稚内に向かいます。
天候は曇り。
遠くの山には残雪があって、いい感じの景色だが、青空が欲しい。
朱鞠内湖(しゅまりないこ)
朱鞠内湖(しゅまりないこ)は、1943年(昭和18年)雨竜第一ダムの完成によるダム湖です。
日本最大の湛水面積(広さ2,373ヘクタール、23.73平方キロメートル)を持ち、総貯水容量も戦後に佐久間ダムが完成するまでは日本一であった。
美深町(びふかちょう)
国道275号から国道40号へ、
天候は、曇りから小雨だったので、雨に遭わないように休憩を挟みながら走行しました。
宗谷方面
稚内(わっかない)
稚内公園
稚内公園は高台にあり、見晴らしが良いので好きですね。
稚内森林公園キャンプ場
乗り入れはできませんが、無料で使用でき、ゴミも分別すれば捨てることもできる素晴らしいキャンプ場です。
ここで、明日からの雨をテント泊でやり過ごします。
礼文島へ
礼文島と利尻島へバイクを積んで行くには、稚内から出航しているハートランドフェリーを利用しました。(選択肢はないのだが)
礼文島の旅 北海道
礼文島は、東西8㎞、南北30㎞の小さな島、見どころは美しい海の見える風景と隣の島の利尻富士でした。徒歩旅には最適かも。
利尻島
礼文島から見えた利尻富士のある島!
めっちゃかっこいい山です。
利尻島の旅 北海道
島名の語源はアイヌ語のリ・シㇼ(高い・島)である。利尻山は利尻富士と言われとてもカッコイイ、すてきな山です。
旅 北海道 2024春 オホーツク〜大雪山国立公園
宗谷岬からオホーツク海そして三国峠を経て知床峠、室蘭周辺でトラブル多発で急遽帰宅となった旅です。