軽量コンパクトのオススメ・マット
軽くてコンパクトなキャンプマットは、エアマット(エアで膨らます)です。
しかし、欠点を理解して使用するのが良いでしょう。
エアマットの特徴
エアマットの利点
最大の利点(メリット)は、軽くコンパクトになること。
バイク旅やトレッキングでキャンプをするには、最も重要なこと、軽くコンパクトです。
エアマットの欠点
エアマットには多くの欠点があることを理解しましょう。
面倒臭い
置くだけで設置できる、インフレーターマットや発泡マットとは違い、使う時に空気を入れる必要がある。
撤収時に空気を抜いて小さく畳むのが、結構面倒だ。
マット内の空気が対流
空気は断熱効果が高いのだが、エアマット内の空気が地面から冷やされ、空気が対流してマット上部に冷気が伝わる。
※メーカーによって、内部構造を工夫することで、断熱性を高めています。
R値(熱抵抗値)で性能がわかりますが、真冬に使わないのであれば、R値は2くらいあれば良いでしょう。
マットに穴が開く可能性
空気を入れて使用するので、マットの表面に穴が開くと、簡単に空気が漏れて使用できなくなります。
※穴が空いた時のための修理キットが付属している製品が多い。
マットの内部の破壊
内部構造には接着剤を使用している製品があり、接着が剥がれて内部が壊れることがあります。
※何らかの原因で内部の構造が破壊されたことがあります。
バイク旅におすすめのマット
軽量なエアマット
とにかくコンパクトな「SEA TO SUMMIT ウルトラライトマット 」
収納サイズがコンパクトで軽量を重視するのであれば、「SEA TO SUMMIT ウルトラライトマット 」が良いと思います。
素材は、40Dリップストップナイロンなので、強度も充分と考えます。
(レギュラー) エアストリームポンプスタッフサック付 ST81152
【サイズ】 183長さ x 55幅 x 5厚み cm/レギュラー
【収納サイズ】φ7.5×17cm/レギュラー
【重 量】440 g
【R 値】0.7相当
【素 材】40Dリップストップナイロン
【付属品】エアストリームポンプスタッフサック、リペアキット
軽量快適な「ニーモ ゾア レギュラーマミー 」
マットの厚みが2.5cmで薄いですが、寝るだけならばとても快適に睡眠できるマットです。
NEMO ZOA REGULAR MUMMY NM-ZR-RM
【サイズ】 183長さ x 51幅 x 2.5厚み cm/レギュラー
【収納サイズ】φ11×20cm/レギュラー
【重 量】450g
【R 値】2.7
【素 材】20DポリエステルRS
【付属品】専用スタッフサック、コンプレッションストラップ、リペアキット
耐久性の高い「ニーモ オーラ ミディアムマミー 」
ニーモ NEMO オーラ ミディアムマミー NM-OR-MM
オーラは、素材を厚くして耐久性を向上させたモデルです。ゾアに比べると 50g 重く、収納サイズが 1cm 大きくなりますが、バイク旅では問題は少ないと思います。
NM-OR-MM
【サイズ】 183長さ x 51幅 x 2.5厚み cm/レギュラー
【収納サイズ】φ12×20cm/レギュラー
【重 量】500g
【R 値】2.7
【素 材】30D(トップ)/75DポリエステルRS(ボトム)
【付属品】専用スタッフサック、コンプレッションストラップ、リペアキット
比較的安価なエアマット
価格重視ならば、こちらの製品でも良いかもしれません。
マットの厚みがあり、R値も十分に高いので、問題なく使用可能です。
軽量な自動膨張式(インフレーター)マット
エアマットに比べると少し重くてコンパクトさも負けるが、バイク旅でも使えそうな軽量な自動膨張式(インフレーター)マットを見つけたので、この記事に載せておきます。
重量や収納サイズが少し大きくなりますが、バイク旅では選択肢になると考えます。
快適性を重視するのであれば「SEA TO SUMMITコンフォートライトS.I.マット」を選んでみるのも良さそうです。
快適性の高い「SEA TO SUMMITコンフォートライトS.I.マット」
SEA TO SUMMITコンフォートライトS.I.マット
自動膨張式マットレス「S.I.マット」3シーズンに十分な快適さと暖かさを発揮します。
収納サイズが大きくて重いですが、快適に使用したいのであれば良い選択です。
コンフォートライトS.I.マット (レギュラー/グリーン) ST81111
【サイズ】全長183×幅51×厚さ5cm/レギュラー
【収納サイズ】φ14×26cm/レギュラー
【重量】650g
【R値】「2.7」相当 商品梱包には「3.1」
【素 材】30Dストレッチニットポリエステルファブリックの表地は柔らかく快適
【付属品】専用スタッフサック
安くて高性能「Naturehike 公式 エアーマット インフレーターマット」
軽量で寝心地の良いインフレーターマットです。
インフレーターマットですが、空気を入れる作業は必須ですので、ポンプを使った方が便利かもしれません。
価格や軽さはオススメですが、収納サイズは少し大きめです。
形状には、スクエアやマミー型がありますが、軽量を考えるならばマミー型が良いでしょう。
Naturehike 公式 エアーマット インフレーターマット(マミー型-グレー)
【サイズ】全長185×幅55×厚さ3.5cm/M
【収納サイズ】φ13×29cm/レギュラー
【重量】約490g
【R値】2.1
【素 材】ナイロン, 熱可塑性ポリウレタン(TPU)
【付属品】収納袋付き
キャンプマットの収納サイズ比較
キャンプマットの収納サイズは、バイク旅には意外と重要に感じます。
小さければ、荷物の体積が減る。
小さく軽いエアマットと快適で少し大きくて重いインフレーターマットの収納サイズを図で示してみた。
サイズで選択すると、「SEA TO SUMMIT ウルトラライトマット」は、500mlのペットボトルよりもコンパクトになる。
快適なインプレーターマット「SEA TO SUMMITコンフォートライトS.I.マット」は、エアマットよりも大きいが、普通のインフレーター的よりも小さく軽いので、充分にバイク旅のマットとなる。