GAERNE FUGA ライディングブーツとは
メーカー「ガエルネ」とは
イタリアヴェネト州トレヴィーゾ県マーゼルにあるイタリアの三大ライディングブーツメーカーの一つ.
名前の由来はガゾーラのGAとエルネストERNEを組み合わせたもので、作り始めたのは長男のジュリアーノのためにオフロードブーツを作ったのがきっかけである.
元々は競技用オフロードブーツから始まったメーカーだったが、今ではオンロード、ツーリング、カジュアルラインまでライディングブーツ全般、他にもバイシクルブーツ、シューズなど自転車用も展開している.
wikipedia
クラフトマンだから出来るライディングブーツGAERNE FUGA
GAERNE FUGAでは、ライディングに必要な環境を整える事と、靴本来の機能の充実をバランスさせることを目標にしました。
ライディング環境を整えるために靴の甲部分を構成するアッパーを一枚革で形成し、なおかつ開口部をオフセットしました。一枚革からの形成は、革を贅沢に使うために無駄も多く、それだけコストに反映してしまいます。しかし、縫い目の少ないフォルムは、見た目の美しさと共に、その柔軟性から心地よく足にフィットします。また凹凸の少ない表面は、滑らかにオートバイと接することが出来るのです。
さらに開口部のオフセットによって、そのコンセプトをより具体的に実現しています。ライディングの妨げとなる靴紐のポジションを外側にズラし、さらに靴紐の処理もスナップボタンで留める方法を採りました。見た目もすっきりとスマートに収まり、端正なデザインを引き立てています。GAERNE
SPEC
- 外装:本革(フルグレインレザーはなめしていない高級な革)
- 内装:子牛革
- ソール:ビブラムブロックソール(丈夫で修理交換可)
- ソール高:つま先2cm、かかと4cm
- 足入れ全高:14cm(26.5の場合)(1サイズアップ毎に足入れ全高0.5cmアップ)
- 重量:850g(片足 正直重い)
- 生産国:イタリア
旅のライディングブーツにGAERNE FUGA をススメる理由
バイク旅でブーツに求められるもの
バイクで旅をする時のことを考えてみると、
バイクの操作に特化した専用のブーツでも良いのですが、いろんなシチュエーションに無難に対応できた方が荷物が少なくなって良いと考えます。
安全性
バイクに乗るのですから、バイクに乗るために作られたブーツの方が安全と考えます。
実際に、バイクの転倒時に足を挟まれたりしても、しっかりとプロテクトしていました。
天候の変化
気候の変動にも、ある程度対応できる方が良いと思います。
たとえば、突然の雨でも、靴下まで、ずぶ濡れになるようなスポーツシューズでは、安心して旅を続けるのは辛いと思います。FUGAは、革が厚く、また、ポリッシュで保護をすると破水するので、土砂降りの走行でも、ほとんど靴下を濡らしたことはないです。
歩きやすさ
旅に出かけると、バイクを降りて歩くことも考える必要があります。
オフロードバイク専用のオフロードブーツでは、長距離を歩くことも、街中を散策する時にも不都合に感じると思います。
FUGAならば、どこで使用しても不自然さは少ないと思います。
靴紐の結ぶ位置で
キャンプ場で、サンダルに履き替える人もいますが、サンダルを持ち運ぶのも個人的には荷物に感じます。
FUGAならば、紐の結ぶ位置を変えることで、ブーツを履いたり脱いだりするのが簡単になります。
バイク旅のブーツの理想
バイクのライディングを妨げず、気候の変化にもある程度対応できて、街中にも溶け込め、観光地や自然の中を快適に歩くことができて、キャンプ場でも、簡単に脱ぎ履きできるのが良いと考えます。
GAERNE FUGA で感じて
オススメする理由
イタリアのかっこいいデザインと職人が作る一生付き合えるライディングブーツはいかがですか?
というのは、このガエルネ フーガというブーツは、傷んできたら手入れをすると味が出ます。
壊れたら、修理が可能なのです。
ソールだって、張り替え修理が可能なのです。
凄くないですか?
今時、こんなブーツが、こんな値段で売っているなんて、何年も使えるのに、コストパフォーマンスはとっても良いですね。
写真で紹介
欠点はあります。
重い
しっかりとした厚手の革と頑丈なソールで作られているので、ブーツの重さは片側だけで800グラム程度あります。
履き慣れるまでは、皮が馴染んでいないので固く感じられるので、最初は重さを感じますが、履き慣れると、不思議と重さは軽減されますね。
操作性
オフロードブーツのようにソールが硬いので、バイクのシフトチェンジのタッチは良くありません。
履いたり脱いだりするのに時間がかかる
紐で足を締め付けるタイプですから、紐を金具にかけて結ぶのに、マジックテープなどに比べて、脱ぎ履きには時間がかかりますが、フィット感は高いです。
防水ではない
先にも書きましたが、革製なので、防水ではありませんが、
一日中土砂降りの雨の中を走行すると、靴下が少し湿るほどになりましたが、ちょっとの雨では、全く平気ですね。(アンダーカウル付きバイクの場合)
リヤのゴム紐で固定した荷物に注意
欠点というよりも注意して欲しいところが、長距離ツーリング等で、バイクに乗り降りするときにブーツの靴紐の金具が、バイクの後部座席等に荷造り用のゴムやバッグの紐などに引っかかることがあります。
立ちゴケの原因になりますので、荷物の多い時ほど注意する必要があるでしょう。
防水ではありませんが、GAERNE ウォータープルーフポリッシュでメンテナンスすればOK
良い点は、美点は、
イタリアの職人が作ったセンスあるデザインやカラーが気に入れば、買って損なしです。
美点① 耐久性
写真は、三年以上、3万キロくらい走行して、使い倒したブーツです.
表面はボロボロですが、まだまだ使えるので、耐久性は抜群に良いと思います.
ブーツの傷の分だけ、私の足を守ってくれたことになります.(ハードな林道をゆっくり走行する時も、FUGA を使用しているので、ブーツの傷がたえないです)
あまり目立ちませんが、ガエルネのエンボスマークがあります。
美点② バイク専用
バイク用なので、左足の親指側の足の甲にはシフトチェンジ用の皮が貼ってあります.
当然といえば当然なんですが、この皮一枚がバイクブーツの耐久性に影響します.
美点③ 修理可能
ソール靴底がとても丈夫です.
また、交換可能のようなので、さらに減っても使い続けることができます.
実は結構減っています.
美点④ キャンプ場で使いやすい
キャンプの時にブーツの脱着を簡単に
テントの出入りで、紐付きのブーツの脱着はめんどくさいですね。
しかし、FUGAならば、紐の結び方を変更するだけで、ブーツを脱いだり吐いたりするのがとても簡単になります。
このブーツのおかげで、私は、旅でテント泊をするときは、サンダルは持参しません。
GAERNE バイクブーツ
ガエルネの本格派の本革のブーツには、FUGA の他にナンバー145があります。
ナンバー145は、街中でも似合う、とても洗練されたデザインとFUGAと同様の頑丈な作りです。
オススメです!