隠岐島にいってみるか
何気なく、Googleマップを眺めていたら、島根半島の北側にある島に目が行った。
隠岐島(おきのしま)か・・・
ゴールデンウイークまで10日くらいあるから、その前に行ってみるか!
地図の右上の丸い形の島は、島後(どうご)と呼ばれ、左下の歪な形状の3つの島を島前(どうぜん、西ノ島、知夫里島、中ノ島)というのか。
そして、島前は、もともとカルデラだという、火山の外輪山にあたる部分が島になっているようだ。
簡単な調査開始
現地のキャンプ場
しばらく滞在したいので、Googleマップでキャンプ場の把握をする。
島後は、立木キャンプ場 300円
島後、西ノ島では耳浦キャンプ場にするか。 1000円 ちょっと高いが選択肢はなかった。
フェリーのチェック
バイクで島に渡ると言えば、フェリーだな。
隠岐島に行くフェリーは、本州側は、境港と七類港の2ヶ所から出港している。いずれも隠岐汽船が運営しているみたい。
隠岐汽船のサイトの図を見ると分かりやすい
バイクを乗せたいので高速船はダメ、フェリーは「おき、くにが、しらしま」に決定です。
航路
本土から隠岐島に行く時
「おき」は、七類港から島後の西郷港に行く時に便利
「くにが」は、七類港から島前の3島に行くのに便利で、役割があるようです。
あと、島前の3島の連絡は「どうぜん」というフェリー(車両積込可能)で移動可能です。
今回は、島後から行こうと思ったので、七類港9時発の「おき」を選択した。
シーズンオフなので前日に電話で予約を入れた。
隠岐汽船フェリー「おき」
七類港
七類港(しちるいこう)へは、出港時間の1時間前にくるように予約の時に言われました。
前泊のキャンプサイトの結露がすごくて、テントをある程度乾燥させるのに思っていたよりも時間がかかって、撤収が遅くなってしまった。
出港時間の30分前くらいにフェリーターミナルに到着し、手続きを済ませて、バイクを乗船させた。(なんとか間に合った)
料金は、合計7,000 – 8,000円くらいだった。(カード決済)アバウトすぎるかな。
乗船時間は、七類港 9:00 – 11:25 西郷港なので、約2時間30分くらい
島後の南側あたりの西郷港に到着!
隠岐の島町(島後)
天候が良かったので、とりあえず、島を右回りで回りながら、夕方に立木キャンプ場に着くように観光してみようかな。
西郷岬灯台
西郷岬灯台は、溶岩台地の岬に建つ灯台のようです。
溶岩台地には、飛行場の滑走路がありました。
西郷岬灯台について詳しくは、下のリンクから
西郷岬灯台 隠岐島(島後)島根県
隠岐の島の海の玄関口西郷港に入港する船舶への道しるべとなる灯台で隠岐空港エリアの溶岩台地で小高い山の岬にあります。
屋那の松原の舟小屋群
木造の船の小屋ですね。
丹後半島の伊根の舟屋に通じるものがあるが、こちらは、船は陸にあげて保管するだけの機能かな。
意外と面白い風景になる。
那久岬
絵に描いたような岬と灯台でした。
そう言えば、フェリーの中に那久岬の綺麗な写真のポスターが貼られていたような。
白山神社
こんなところにも、白山神社があった。
でも、石川と岐阜のあいだにある白山と関係があるのかは不明ですが。
ここからだと、本州の大山が白い山に見えるかもしれないなと考えたからです。
隠岐福浦埼灯台
赤碕港から出港すると見える灯台が隠岐福浦埼灯台というみたいだ。
県道44号から分岐する道路には案内板はなく、細い舗装林道のような道を少し行くと、舗装された駐車場があった。
駐車場から歩くと、急な下り坂の向こうに灯台が見えた。
ライディン部ブーツで歩くには、ちと、キツイ斜面だった。
隠岐福浦埼灯台 隠岐島(島後)島根県
ロウソク岩のような形状の隠岐福浦埼灯台は、駐車場から距離400m、高低差40mを歩いていく、とても美しい灯台の見える風景です。
深浦の滝
隠岐福浦埼灯台から県道44号を少し北上すると深浦の滝が見えた。
節理のような岩と、幾重にも糸を引くような滝でした。
このあと、ロウソク島展望台に行ったが、間違えて距離の遠い方に行ってしまった。
まあ、いっか。
途中道路脇に、桜が咲いていた。
陰になっているので、安いデジカメでは表現できなかったが、実際は綺麗でした。
伊後港から見る断崖絶壁
伊後港から眺める絶壁は、陸から下側から見ることができる。
観光船から見るような感じで観察できるところが良い、ということ。
観光地にはなっていないので、田舎道を通って、迷いながら港まで行った。
このあと、白島海岸の方へ向かったが、結構歩かないといけないのでパスしたが、頑張っていけば良かったと、あとから反省した。
浄土ヶ浦
浄土ヶ浦の遊歩道は整備されていたが、一部破損していた。
ここまでくると、海と岩のある風景に飽きてきてしまっている。
最初にで出会うと、少し感動できたかもしれないなと感じてしまった。
島の東側の県道47号は海岸をトンネルをいくつも通りながら、小さなワインディングロードを駆け抜ける。
ただ、少し陽が西に傾いてきたのが惜しいな。
緑色凝灰岩(グリーンタフ)は海底火山で作られると言われているので、この辺りは海底で作られて隆起してできたのかな。
立木キャンプ場
ここをベースキャンプにして、行動することにした。
ついでに、2日間ほど曇り雨の予報なので、雨もテントで過ごそう!
意外と晴れの日が続かないなあ、
玉若酢命神社
玉若酢命神社(たまわかすみことじんじゃ)
樹齢千数百年、周囲11メートルという巨木の国の天然記念物の八百杉があります。
なんと立派な杉の木でしょうか。
ここは隠岐の最古の総社として建立された神社のようです。
本殿は1793年に建立されたので200年以上前のもの。
水若酢神社
水若酢命(みずわかすのみこと)神社とも称される。隠岐(おき)国の一宮(いちのみや)で島根県隠岐郡隠岐の島町郡(こおり)にある。
この神社は、水害、火災で詳しいことは明らかではないらしい。
神社の裏手の歩道を散策してみる
旧周吉外三郡役所庁舎
旧周吉外三郡役所庁舎(きゅうすきほかさんぐんやくしょちょうしゃ)
明治18(1885)年の建造物で、当時は役所として使用されていた。
この建物は移築されたものらしい。
「フェリーしらしま」 西郷港 8:30 出港に乗船して、別府港 10:20 に到着です。
島後、西郷港を出港し西ノ島、別府港に向かう
つづく
隠岐島の旅(島前編)島根県
離島旅、隠岐島(島前)西ノ島は、カルデラと焼火山、馬牛が普通に歩き回り、断崖絶壁の絶景の島でした。