西郷岬灯台(隠岐島 島後)
地形と歴史
西郷岬灯台は、隠岐四島の中で最も大きい島「島後(どうご)」の西郷湾入り口の岬に建っています。 灯台と隠岐空港のある地域を地元では「岬町」と呼び、西郷岬灯台は「岬灯台」の名でも親しまれています。 西郷港は、昔より天然の良港として知られ、江戸時代半ばより明治30年ごろまで北前船の「西廻り航路」の重要な寄港地として栄えました。
境海上保安部
100年間照らす西郷岬灯台
西郷岬灯台は、大正10年(1921年)3月31日に初点灯。 レンズは、国産第一号の第4等フレネルレンズが導入され現在でも現役で使用されています。 灯塔は、中世ヨーロッパのお城を思わせるような全国でも珍しい形状をしています。
境海上保安部
位置
島根半島の北の海上にある隠岐島にあります。
フェリーで隠岐島の島後、西郷港に入港する少し前に左手に見える岬になります。
〒685-0021 島根県隠岐郡隠岐の島町岬町
西郷岬
西郷岬の景色
すぐ近くの駐車場に停めて、歩くとトイレがあります。
東大までは約100mくらいでしょうか。
白くて美しい、そして少し変わった形の灯台が見えます。
岬半島は溶岩台地
隠岐空港は約55万年前に噴火した火山の真上に建設されています。
溶岩台地は、なだらかな地形を作るので滑走路を作るには最適な土地ですね。
火山の火口はいくつか確認されていますが、現在残っているのは、岬の爆裂火口と呼んでいる灯台下の崖に見える巨大な火口です。
※溶岩台地を作る玄武岩質溶岩は粘度が低い。ハワイの火山のイメージかな。
観光スポット
屋那の松原の舟小屋群
〒685-0104 島根県隠岐郡隠岐の島町都万1643
那久岬
キャンプ場
料金箱に300円/1泊入れる。
トイレはボットんだが清掃されていました。
水道は使えます。
駐車場のある林に囲まれた広いスペースにテントを張りました。風の影響は少ないが、景色は今ひとつかな。
テントサイト利用料1人1泊500円 シャワー1人1回200円
海岸のロケーションの良いサイトです。
天気が良ければ、ここにテントを張って、隠岐島島後の散策をするのがベストでしょう。