ゴロタ岬
ゴロタ岬は、島の西側にせり出した断崖絶壁(海抜176m)の岬です。岬から眺めは360゜のパノラマで、トド島,久種湖,礼文岳,利尻富士が一望できます。
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観光
日本最北端の離島、礼文島。
ゴロタ岬はその北西部にあり、島を代表するビューポイントのひとつです。
海側に断崖絶壁が連なる標高約180mのゴロタ山にある展望台から周辺の岬やトレイルコースが見渡せます。
礼文島には島固有種を含む約300種の高山植物が生育しており、展望台までの登山道で見つけられます。
礼文島と海が作りだす雄大な景色を堪能できる人気のスポットだそうです。
位置
北海道の稚内からフェリーで渡れます。
〒097-1111 北海道礼文郡礼文町船泊村 字スコトントマリ
ゴロタ岬
ゴロタ岬遊歩道
遊歩道入り口には、車一台分程度のスペースはあります。
登り口には600mと書かれていましたが、実際に登ると標高差(約120m)があるので、履き物や衣類には気を遣った方が良いと思います。
ここから登山(?)です。
海に突き出た岬でスコトン岬方向、全方向に見通しが効く。
岬の先は、海食崖のようで、海の接する陸地が削られていくので、いきなり崩れ落ちる可能性はありそうでした。
ゴロタ岬の地質
礼文島の地質
礼文島の地質は、白亜紀の礼文層群と新第三紀の元地層などから構成されています。礼文層群には、地蔵岩層、ウェンナイ層、アナマ層、内路層、礼文岳層などがあり、地蔵岩層やウェンナイ層からは化石が産出しています。また、新第三系は島の北部と南部に分布し、メシクニ層や浜中層、久種湖層などがあります。南部には桃岩などの貫入岩も分布しています。
ゴロタ岬の地質
北海道礼文島のゴロタ岬は、スコトン岬貫入岩類と呼ばれる玄武岩で構成されています。スコトン岬貫入岩類は、礼文島最北端の海馬島(トドジマ)からスコトン岬、ゴロタ岬、稲穂ノ崎、西上泊にかけて分布しています。
地質図
ゴロタ岬のある紫色のエリアは火成岩
形成時代: 新生代 新第三紀 中新世 後期ランギアン期〜トートニアン期
岩石: 玄武岩 貫入岩
※ 新生代新第三紀は約2303万年前から約 258万年前までの期間
ランギアン期〜トートニアン期は、約1597万年〜1163万年前
玄武岩は二酸化ケイ素が少なく粘性がとても低いので平らに広がりやすい。貫入岩は、地下深くでゆっくりと冷え固まった岩石です。Gemini
周辺情報
近くの観光スポット
宗谷岬と異なり、海に突き出た岬であるため、周りの荒涼とした風景と重なり非常に趣のある岬である。なお岬の先には海驢島(トド島)が見える。更にその北に種島がある。
周辺のキャンプ場
久種湖畔キャンプ場
〒097-1111 北海道礼文郡礼文町船泊村 大備
有料ですが、ごみ捨て場シャワー室完備。
風が強いことが多いので、注意が必要です。
北海道 道北の記事
稚内森林公園キャンプ場 北海道 道北
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