柱状節理の鉾島
鉾島(ほこしま)は、福井県福井市南菅生町(Googleマップでは「鮎川町」)に位置する黒雲母角閃石流紋岩の柱状節理の島である。 約1500万年にマグマが周囲の地層を貫いた柱状節理でできており地学的に東尋坊や雄島の柱状節理を調べる上で重要な島である。
wikipedia
位置
〒910-3402 福井県福井市鮎川町
福井県福井市南菅生町の越前海岸
鉾島について
鉾島のでき方
鉾島は、柱状節理が発達した安山岩の島です。
柱状になった岩が、鉾を並べたように見えることから、この名が付けられたようです。
この岩石は、約1400万年前に噴出した溶岩が冷え固まり、 日本海の荒波によって浸食され現在の形になったようです。
※ 柱状節理(ちゅうじょうせつり)とは、マグマや溶岩が冷えて固まる際に収縮してできる、岩体内の柱状の割れ目です。柱状節理は、玄武岩、安山岩、流紋岩などの溶岩や溶結凝灰岩(火砕岩)で発生することが多く、断面は6角形であることが多いです。
鉾島の名前の理由
鉾島は、柱状になった岩(柱状節理)が鉾を並べたように見えることからこの名前が付けられたそうです。
鉾島に行ってみよう
越前海岸 国道305号
福井県の北部の風光明媚な越前海岸(国道305号線)をクルマで走行していると、様々な形の岩が見られます。
近くで火山活動や造山活動、地殻変動の痕跡なのか、鉾島神社の周辺もそんな風景です。
鳥居をくぐって、少しいくと、鉾島の全景が見えます。
鉾島の全体が見事な柱状節理の島となっており、地質好きにはたまらない場所になります。
柱の方向は、海側に少し倒れており、節理のサイズは東尋坊に比べると小さいが、いい感じで全体が見えるのが良いですね。
写真ギャラリー
鉾島神社
鉾島には、数台止められる駐車場があります。
遊歩道と節理の階段があって、島の山頂にある社まで歩いて数分で行けますので、登ってみるのも良いと思います。
神社に祀られているのは不動明王だそうです。
※ 不動明王(ふどうみょうおう)は、密教の信仰対象で、大日如来の化身として知られる仏像です。仏法を守護し、人々を災いや迷いから救う仏として、日本各地で「お不動さん」「お不動さま」の愛称で親しまれています。
鉾島の勇姿
高さ約50メートルの海に浮かぶ見事な柱状節理の島です。
惚れ惚れしてしまいました。
そして、眺めるだけでなく、歩いて柱状節理の上まで歩いていけるのだ。
柱状になった岩が、鉾を並べたように見えることから、この名が付けられたようです。
この岩石は、約1400万年前に噴出した溶岩が冷え固まったものです。
周辺の柱状節理
鉾島の周囲も節理が見られます。
これだけたくさん柱状節理が見えると、ありがたみがないですね。
鉾島の上からの眺め
遊歩道を歩いて登ると不動明王を祀る祠のある鉾島の山頂にでます。
天気が良ければ、眺めは悪くない。
撮影は夕日がオススメ
写真撮影をしたいのであれば、夕日が綺麗だと思います。
鉾島のバックの海に夕日が沈む写真なんか良さそうですね!
ちょっと天空の城ラピュタ?
規則的な形の岩と、頂上に繁る木々の巣柄が、ちょっと「天空の城ラピュタ」に似ているかもしれません。
周辺情報
キャンプ場
鮎川園地キャンプ場
鉾島に近いキャンプ場です。
低価格料金のようです。
バイクならば乗り入れできるようです。