釣掛埼灯台の位置
〒896-1601 鹿児島県薩摩川内市下甑町手打
釣掛埼灯台は甑島の最南端にある灯台で、甑島はもとより、近海の中で最も 大型灯台であり歴史も古いです。
釣掛埼(つりかけさき)
釣掛埼灯台
明治29年に開設された灯台。海上より146mの断崖上に立ち、東シナ海を行き交う船の指針になってきました。灯台の近くまで観光道路が整備され、白亜の灯台を間近で見ることができます。光は29.5海里(約55km)の彼方まで届くとされています。
かごしまの旅
手打浜の方から釣掛埼灯台を目指す。
結構細い道路を通りながら、(バイクなので問題ないが)案内看板を見つける。
誰もいない灯台のベンチで昼食をとりながら、東シナ海を眺める。
天気もいいし気持ちいい!
特に誰もいないところがグー!
基本情報まとめ
釣掛埼灯台(つりかけざきとうだい)
明治29年に開設された灯台で、平成9年に点灯100周年を迎えた。
海上より146メートルの断崖上に立ち、東シナ海を行き交う船の指針になってきました。
現在では、灯台の近くまで観光道路が整備され、白亜の灯台を間近で見ることができます。
※山道にはいってからは起伏がありますのでゆっくり運転をお願いします。
灯台付近は電波が圏外になることがあります。
■駐車:普通車2台程駐車できるスペースあり
■休憩設備:ベンチ
■お手洗い:なし
■飲料水の自販機:なし
弓折牧場から釣掛埼を見る
弓折牧場の方から北上する。
途中、見晴らしの良いところで止まって釣掛埼を見ると、岬の先は海蝕が進んでいる。
もっこりとした山の様子は、火成岩だからかな。
地質図
釣掛埼近辺の地質図をみると、ほとんどが火成岩のようです。
釣掛埼灯台の海側の絶壁の様子は、火成岩が海流によって海蝕崖になったのかな。
黄土色は堆積岩
形成時代: 中生代 後期白亜紀 カンパニアン期〜マーストリヒチアン期
岩石: 海成層 砂岩
赤色は火成岩
形成時代: 新生代 新第三紀 中新世 後期ランギアン期〜前期サーラバリアン期
岩石: 花崗閃緑岩・トーナル岩 塊状 島弧・大陸
花崗閃緑岩はどのようにしてできたのでしょうか?
その火山の地下数キロに高温のマグマがあって、80万年くらいかけてゆっくり固まり、今から約120万年前に完全に固まってしまいました。 これが「滝谷花崗閃緑岩」です。 つまり、地下深くにあったマグマだまりが、約120万年ほどで、露出したというわけです。 上昇するのも速かったということを意味します。
新生代新第三紀中新世後期ランギアン期〜前期サーラバリアン期は、およそ1597万年前から1382万年前の期間とされています。
Gemini
周辺情報
キャンプ場
上甑自然公園キャンプ村
キャンプ使用料金 200円
シャワー100円
ここを基地にして、橋で繋がった島を散策するのが良いでしょう。