冠山峠の位置
福井県と滋賀県の県境にある”冠山峠(かんむりやま)”は冠山まで散策できる峠です。
現在は、冠山トンネルがあるので、林道は観光、登山道路になった。
〒501-0811 岐阜県揖斐郡揖斐川町塚
冠山峠(標高1042m)
冠山峠(かんむりやまとうげ)は、林道冠山線の岐阜県と福井県の県境にある峠である。 標高1,050m。冠山の山頂から西北西約1.8kmに位置する。 揖斐川の源流・才ノ谷と九頭竜川水系足羽川の支流・添又谷との分水嶺であり、「揖斐川源流 冠山」の石碑が建っている。 ここからは、冠山及び金草岳への登山道が整備されており、登山客のための駐車スペースが広く設けられている。 峠付近からは冠山や白山などの山並みを望むことができる。
wikipedia
林道 冠山線
利用の注意点
通行止め期間: 冬期は積雪のため通行止めになることがあります。事前に最新の道路情報を必ず確認しましょう。
安全運転を心がける: 道幅が狭く、路面状況も変化しやすいので、安全運転を心がけましょう。Gemini
通行止め期間
冠山登山口へアクセスする林道は、例年11月下旬から5月末頃まで冬季通行止めとなります。
林道冠山線の概要
トンネルができるまで、福井県と岐阜県を国道417号で繋いでいたのが林道 冠山線です。
延長は、19.4km
道路に積雪のある間は、通行止めになり、その期間は半年にもなり、また、雪の影響で道路の路肩が崩れることも多々あった。
現在では、一般国道417号、冠山峠道路(7.8km)は、冠山トンネルの完成に伴って開通している。2023/11/19
※国道417号冠山峠道路を含む、岐阜県揖斐川町から福井県池田町までのドライブコースの愛称を「クラウンロード」と言うらしい。(冠 = クラウン)
路面
全線アスファルト舗装がなされており、1.5車線程の道が続く林道としては走りやすい部類の道である。
しかし、道路は狭く、一歩間違えば谷底に転落して上がることもできないようなところもあるので要注意である。
冠山峠付近
峠にしては、比較的広い駐車スペースがあります。
冠山まで散策するための駐車場のようです。
天候の悪いときは、ゲートを閉めてしまうことがあるので注意が必要です。
林道 冠山線(福井県側)
福井県側から冠山峠に行くには、
池田町から冠トンネルに入る手前を左折する。
福井県側は、北側の斜面にできた細い舗装路です。
道路の流れた雨水などの乾きは遅いので、濡れたところや、道路脇の壁面が崩れて落石が多いことがある。
スリップやタイヤのパンクには十分に注意が必要です。
また、対向車が来ることを考慮して運転してください。
林道 冠山線 (滋賀県側)
峠から滋賀県側に降りる道路は、急な山の斜面に造られていた。
見通しの良いところがあったので、早朝の雲海の風景もバッチリかもしれません。
滋賀県側は南側になるので、比較的明るい感じがあり、紅葉のシーズンは美しい景色を見せてくれる。
ガードレールのない、路肩の下が谷底のところがあるのでよそ見運転は厳禁です。
冠山峠の歴史
1971年(昭和46年)11月13日の林道冠山線の整備に伴い新設された峠である。岐阜県揖斐郡揖斐川町と福井県今立郡池田町との境界(県境)であり、両町を車両で往来できる唯一の峠である。それ以前は、冠山の東側に存在した冠峠(冠ヶ峠)又は冠越(かんむりごえ)と呼ばれた峠や、西側の金草岳寄りにある檜尾峠が使用されていたが、車両の往来は不可能だった。
wikipedia
冠山峠は、クルマを走行させるための道路で、比較的新しく作られた峠である。
昔は、冠峠で岐阜と福井を繋いでいたようだ。
冠山の地質
冠山の地質は付加体
形成時代: 古生代 石炭紀 ペンシルバニアン亜紀 後期ミシシッピアン亜紀〜中生代 前期ジュラ紀
岩石: チャート 前期-中期ジュラ紀付加体
冠山の岩質はチャートのようです。とても硬い岩石の層なので、特徴のある、とんがった形の山容になったのだろうね。
※ チャートとは、ほとんど二酸化珪素[シリカ]からなる、極めて硬く緻密な堆積岩です。チャートには珪藻・放散虫・海綿などの珪質な微化石が堆積・固化したものの他、化学的にシリカが堆積したものもあります。
Gemini