硫黄山(アトサヌプリ)北海道

「アトサヌプリ」はアイヌ語で「裸の山」を意味し、地元では長年「硫黄山」の名でも親しまれており、噴気口を目の前で見ることができます。

内容の項目

硫黄山(アトサヌプリ)の位置

〒088-3461 北海道川上郡弟子屈町川湯

屈斜路カルデラ内にあり、屈斜路湖と摩周湖の中間あたりに位置します。

硫黄山マップ

硫黄山(アトサヌプリ)

硫黄山(アトサヌプリ)について

アトサヌプリ(アイヌ語ラテン文字表記: atusa-nupuri)は、北海道弟子屈町にある第四紀火山である。標高は512m。活火山に指定されている。硫黄山(いおうざん)とも呼ばれる。
アイヌ語の「アトゥサ(atusa、「裸である」の意)」と「ヌプリ(nupuri、山)」に由来する。つまり「裸の山」を意味する。

硫黄山(アトサヌプリ)の地史

地質は安山岩およびデイサイト、流紋岩。サワンチサップ、マクワンチサップなどの溶岩ドーム群からなる。噴気活動が活発で、火山ガスや水蒸気を出す噴気孔が1500以上ある。

アトサヌプリは屈斜路カルデラの中に存在する活火山で、このカルデラの最後の大噴火(約3万年前)以後に生成した後カルデラ火山に相当する。

3万年前以後の活動で成層火山を形成した後、火砕流を伴う噴火で直径約4 kmの小カルデラを形成した。その後、カルデラ内にマクワンチサップ(573 m)、サワンチサップなどの溶岩ドームができ、1,500年前以後の火山活動でアトサヌプリ溶岩ドームが完成した。

最新の噴火は 300 – 400年前と報告されている。

硫黄山(アトサヌプリ)観光

大きな有料駐車場があります。(料金は摩周湖第一駐車場と共通です)

硫黄山(アトサヌプリ)駐車場
硫黄山(アトサヌプリ)駐車場、川湯ビジターセンター

川湯ビジターセンターから

川湯を歩いて噴気孔まで行ける。
日本一近づける噴気孔観賞をしましょう。

硫黄山側から川湯を眺める

川湯から駐車場方面
川湯から駐車場方面は、カルデラの中の平らな地形

摩周湖から硫黄山(アトサヌプリ)

摩周湖から硫黄山(アトサヌプリ)が見える。煙の上がった硫黄山(アトサヌプリ)は、小さな山だけどメッチャ目立つ。

硫黄山(アトサヌプリ)の地質図

硫黄山周辺地質図
硫黄山周辺地質図
火成岩
形成時代: 新生代 第四紀 完新世
岩石: デイサイト・流紋岩 溶岩・火砕岩

周辺情報

観光地

川湯ビジターセンター(旧・川湯エコミュージアムセンター)

無料です。
硫黄山の歴史やカルデラの勉強ができます。
綺麗なビジターセンターです。

摩周湖第3展望台

摩周湖第3展望台は無料です。
でも、硫黄山(アトサヌプリ)も観光したいのであれば、摩周湖第1展望台の共通駐車券を買った方が良いだろう。

摩周湖
摩周湖第3展望台

神の子池

森林を走る板張りの歩道でアクセス可能な小さな池。透明な青い水で有名。

〒099-4526 北海道斜里郡清里町清泉

第二硫黄山(オフロードあり)

道道52号線から池の湯林道のルートと、国道391号線から池の湯林道(通称湯沼林道)のルートがある。ゲートが閉まっている可能性もある。

〒088-3331 北海道川上郡弟子屈町美留和

美幌峠

曲がりくねった峠。眼下に屈斜路湖を望める展望台があり、休憩所も併設されている。
絶景を見るには、抜群の晴天と空気の透明度が必要だ。

〒088-3341 北海道川上郡弟子屈町屈斜路

美幌峠
美幌峠

温泉

川湯公衆浴場

低価格で入浴できるだけあって、利用客は多く、小さな湯船はすぐいっぱいになるそうです。

川湯温泉足湯

足だけ浸かる温泉。

無料、駐車場なし、バイクなら停めれそう。

コタン温泉露天風呂

24H無料。男女別脱衣所あり。靴箱なし、ロッカーなし、

和琴温泉露天風呂

屈斜路湖にある和琴半島の混浴露天風呂

池の湯温泉 露天風呂

自然の中の無料の露天風呂、男女別の一人用の脱衣所があった。

池の湯温泉 露天風呂

キャンプ場

有料キャンプ場、1000円以上

〒088-3331 北海道川上郡弟子屈町美留和

有料キャンプ場、600円以上

〒088-3200 北海道川上郡弟子屈町和琴半島

青森の記事

呼人浦キャンプ場

呼人浦キャンプ場 北海道 道東

網走湖にある呼人浦キャンプ場(よびとうら)は、夕陽が綺麗な湖畔の無料キャンプ場です。無料なのによく管理されているので網走市には感謝。

三国峠 北海道

三国峠 北海道 国道最高点

三国峠は、上川郡上川町と河東郡上士幌町の境にある国道273号の峠で、北海道の国道の中で最も高1,139mです。

シレパ岬

尻羽岬 北海道釧路

尻羽岬(しれぱみさき)は、北海道釧路総合振興局釧路町にある岬で、アイヌ語のシレパは「地の頭の出ている岬」を意味する。

能取岬

能取岬 北海道網走市

能取岬(のとろみさき)オホーツク海と知床連山を眺望する景勝地。映画のロケ地としても知られている。白黒の灯台は牧場の牛を連想させます。

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