何かのトラブル!車載工具どうする?

ひとり旅では、誰も行かないような場所に行きたくなる時があるので、万が一の時のために準備したい杖がある。

それは、車載工具と呼ばれているツールである。(空気入れは必須です)

もしもの時の転ばぬ先の杖(工具)

ソロツーリングの時は全て自分の責任で行動をするのが基本ですが、他に頼る人が近くに電話等で見つけられる場合にはそんなに重要ではないかもしれません。
もしも、壊れて動けない時でも、何らかの方法で自分が行動して、解決策を考えなければならないのは同じだと思います。
自分の場合は、そんな時のための自分用の車載工具を常備しているのですが、わざわざ、他の入れ物に入れて持ち運ぶのはめんどうなので、下の写真の工具くらいは常時持ち運ぶ工夫をしてみた。
だけど、この方法はPOP KAEAIEが考えた方法なので、真似をする必要はないし、もしも真似をして不具合が生じても私には一切の責任はない事を最初にお断りしたい。

jun-2020に車載工具の更新をしました。
フロントアクスルを抜く工具が含まれていませんでした。(14mm長ナットとメガネレンチ )
ドライバーは純正工具からアストロプロダクト製に、チューブ用パンク修理セットのなかに、ムシ、12mmナット、バルブキャップを入れました。(写真の10-12mmスパナを一本削除できそうかな)

常時工具持ち運ぶための工夫

上の工具だが、チューブタイプのパンク修理ができるような工具も入れてあります。
軽量なアルミ製タイヤレバー (メガネレンチ10mm,12mm, 24mm付き)2本と赤いのがビートを落として外れたビートが戻ってこないようにするツール(ビート落とし)、半透明のケースにはチューブに貼るパッチと接着剤、8mm – 14mmのスパナor メガネレンチ 、六角レンチ3本、ラジオペンチ、プラスマイナスドライバー(純正)、黒のタイヤレバー にはタイラップが何本か紙テープで止めてあります。

純正の工具は車体左の後ろ側にキー付きのケースの中に入っています。
ところが、純正の工具は貧弱なために、ケース自体もコンパクトになっています。
これでは、思っている工具が全て入りません。
写真は、工具入れを車体本体からボルト2本で取り外した状態です。

工具入れの部分の後方側の仕切りの一部に穴を開けてみました。
物理的に、タイヤレバー が入らなかったからです。
穴は、適当に開けたので、もしも同様な加工をしたいならば、自分で工夫してみてください。

穴を開けたところにタイヤレバー 2本を入れてみました。
いい感じで、入りました。

タイヤレバー の下側のスペースに、ビート落とし(赤いアルミ製)と半透明のプラスティックケースのチューブの穴を塞ぐパッチ等を入れるといい感じです。

残りの工具を百円均一のメッシュのチャックケースに入れて、純正のゴムバンドで固定します。
黄色い部分は、黄色のマスキングテープで形を整えてあります。
上側の小さなスペースはETC用に空けておきます。

車体に工具入れを取り付けると、上の写真のようになります。
滅多に使わないと思われる、工具はこれで大丈夫だと思います。

さらなる工夫が必要で

まだ問題点はあるのですが、

パンクするのは、ほとんどがリアタイヤです。
最低限、リアのアクスルナットを外すためには、CRF250Rallyの場合は、24mmと19mmレンチが必要です。
24mmは、アルミ製のタイヤレバー についていますが、19mmのレンチはありません。
ここは、万能のバイスプライヤーに登場していただくことにします

19mmのレンチは写真の大きい方のバイスプライヤーで代用できる予定です。
ただし、ボルトの頭に傷が付くのは否めませんが。
さらに、バイスプライヤーは、挟んだ状態を固定できるのでレバーが折れた場合にも工夫次第で使える可能性があります。
挟むだけならば、ペンチの役目もできますので、車載工具に入れたラジオペンチ(タイヤの頭の出ていない釘を抜いたり、ちょっとした物を挟んだり、切ったりあると便利です)は省略できそうですね。
多用途に使用できるので、工具入れには入れずに、キャンプで良く使う道具に紛れ込ませる予定です。

工具の役割は減ってきている

スマートフォンでの通信連絡ができる現在、ほとんどのトラブルは自分以外に頼ることで解決できる可能性が高まりました。
車載工具の意義は、昔よりも少なくなってきたと感じていますが、
一方で、細い林道の奥、電話の電波が届かないところでバイクが転倒しシフトレバーが曲がってギアチェンジができなくなった場合を考えます。(実際に自分の経験したことです)
工具があれば、曲がったレバーにレンチをひっかけてテコの力を利用して、直す事も可能です。(この時は純正車載工具)
自分は、普段のタイヤ交換等も自分でしているのですが、実際に上の写真の工具(車載工具)だけでパンク修理はしたくないのが現実です。(パンク予防剤を入れてありますから)

車載工具の本当の役割とは

長くバイクに乗っていると、確率的にトラブルになる回数は増えるものです。
経験的に、多いのは釘が刺さってリアタイヤのパンクと、転倒による車体の出っ張ったもの(レバーやウインカー)の破損、そしてガス欠です。(最近はメーターにガソリンの残量が表示されるのでガス欠はないですが)
チューブレスタイヤならば、瞬間パンク修理剤でも高い確率で修理できるし、タイヤの外から比較的簡単に修理可能です。
ところが、チューブのタイヤは、基本的にチューブにパッチを貼って穴を塞ぐ必要があります。
(オフロードバイクのタイヤでもセローはリアだけチューブレスです。タイヤの選択肢は少ないですが)
この作業はとても面倒なので、実際にはしたくありませんが、もしもの場合の修理が可能な道具だけは携行しています。
なぜか?
それは、ひとり旅での不安を取り除くための道具なのです。
人間は、恐怖や不安にはとっても弱く、普段できることでも、恐怖心があるだけで、できなくなるのです。
普段は、30cm幅の板の上を20m歩くことは簡単だと思いますが、上空100mのビルの上に渡した同じ30cm幅の板の上を20m歩くことは難しいと感じます。
不安や恐怖心が実際には簡単なことでも難しいことと感じさせます。
バイクのひとり旅で、一つでも不安を解消できれば、安心して旅が続けられることになります。
実際には、使うことの少ない車載工具ですが、何かあったときの、転ばぬ先の杖であったり、不安な心にならないためのモノだったりします。

工具類は、工夫すれば点数を減らすことも可能ですが、ある程度のトラブルには対処できるように準備したいですね。

※この文章はmarch-2020に書きました。POP KARAIE 唐家克也

実際には、使うことの少ない車載工具ですが、何かあったときの、転ばぬ先の杖であったり、不安な心にならないためのモノだったりします。

工具類は、工夫すれば点数を減らすことも可能ですが、ある程度のトラブルには対処できるように準備したいですね。

Follow me!

コメントを残す