バイク旅ブーツの決定版ガエルネ・G-STONE & FUGA

バイクのライディングブーツ、トレッキングブーツ、ヘビーなルックスのガエルネフーガですが、テント泊でも使いやすい秘密があります.

旅のライディングブーツを考察

バイクで旅をする時のことを考えてみると、

バイクの操作に特化した専用のブーツでも良いのですが、いろんなシチュエーションに無難に対応できた方が荷物が少なくなって良いと考えます.

バイクに乗るのですから、バイク用の方が安全です.

気候の変動にも、ある程度対応できる方が良いと思います.

たとえば、突然の雨でも、靴下まで、ずぶ濡れになるようなスポーツシューズでは、安心して旅を続けるのは辛いと思います.

旅に出かけると、バイクを降りて歩くことも考える必要があります.

オフロードバイク専用のオフロードブーツでは、長距離を歩くことも、街中を散策する時にも不都合に感じると思います.

キャンプ場で、サンダルに履き替える人もいますが、サンダルを持ち運ぶのも個人的には荷物に感じます.

バイク旅のブーツの理想は、
バイクのライディングを妨げず、気候の変化にもある程度対応できて、街中にも溶け込め、観光地や自然の中を快適に歩く音ができて、キャンプ場でも、簡単に脱ぎ履きできるのが良いと考えます.

ガエルネ GAERNE バイクブーツ 本革 イタリア製

メーカー「ガエルネ」とは

イタリアヴェネト州トレヴィーゾ県マーゼルにあるイタリアの三大ライディングブーツメーカーの一つ.
1962年にガゾーラ・エルネストにより創業、1979年に日本での販売を開始した.
名前の由来はガゾーラのGAとエルネストERNEを組み合わせたもので、作り始めたのは長男のジュリアーノのためにオフロードブーツを作ったのがきっかけである.
元々は競技用オフロードブーツから始まったメーカーだったが、今ではオンロード、ツーリング、カジュアルラインまでライディングブーツ全般、他にもバイシクルブーツ、シューズなど自転車用も展開している.

自分が若かった頃は、ガエルネのブーツは、オフロードブーツでは有名なメーカーでした.

ソールには有名なビブラムブロックソール(修理交換可)を採用しています.

実際に購入した、FUGA/フーガというモデルは、内外装に本革を使っていて、縫製も丁寧にされています.

また、ソールとの縫製もしっかりとした糸を使い、さらに、接着剤で目を埋めていますので、剥がれてくることはなさそうです.

革職人の手で、しっかりと作られているのではないか想像します.

つまり、価格は少し高いなと思うかもしれませんが、品質はお値段以上だと思います.

歴史あるメーカー ガエルネ の皮製品

ガエルネのイタリアの職人が一つ一つ手作りで作った皮製品には、何とも言えない良さが漂います.

FUGAも、その一つだと思います.

このブーツは、革製の登山靴のようなゴツい雰囲気のある、本格的な革製のブーツです.

しっかりとした作りは、メンテナンスさえすれば長期間使用できると思います.

このページでは、2種類のバイク旅用のブーツを紹介します.

gaerne g-stone

GAERNE G-STONE GORE TEX

高級レザー製の防水バイクブーツの決定版

最新型のガエルネのバイクブーツです.

  • メーカー : GAERNE(ガエルネ)イタリア製
  • 製品名     : G-STONE GORE TEX/Gストーン ゴアテックス
  • 種類         : 防水バイクブーツ
  • デザイン : カジュアル
  • 外装製法 : 本革 ハンドメイド
  • 脱着方法 : サイドジップ

G-STONE の最大の特徴はゴアテックスを使った防水防湿と、耐久性の高い本革で作られています.

調べてみると、下記のように書かれていました.

外側は、本革で、内側に防水・透湿のゴアテックスが貼られているようです.

ツーリングブーツとしては最強ですね.

街中でも似合いそうなブーツです.

オフロードよりもオンロードバイクでツーリングする人にはとても良さそうです.

Gストーンについて

ネオレトロ防水ブーツ

柔らかい最高級フルグレインレザーで作られ、足を入れたその時から、はき心地は抜群。
内側ファスナーで脱ぎ履きも楽。
またソールは、街乗りだけではなく林道など様々なシチュエーションでも対応するブロックソールを採用。
そしてGORE-TEX®を搭載することにより、防水と透湿を実現。

本体

ブーツ本体には、一頭の牛から限られた量しか取れないフルグレインレザーを採用しています。

GORE-TEX®

内装には防水耐久性、防風性、透湿性を高度な次元で兼ね備えたGORE-TEX®。
その高いパフォーマンスが快適な靴内環境を約束。
また長きにわたってその高性能が保たれるGORE-TEX®ならではの耐久性も魅力です。

ソール

街乗りから林道まで幅引く対応できるブロックソールを搭載。

その他の特長

脱ぎ履きが楽な内側ファスナーは、バイクを傷つけないファスナーガード付き。シフトガード、アンクルガード(くるぶし)搭載。

HAND MADE IN ITALY

イタリアのベネト州にあるガエルネ工場で職人がひとつひとつ手作業で製造している手作り商品です。

仕様

  • 外装:本革(フルグレインレザー)
  • 内装:GORE-TEX®
  • ソール:ブロックソール(修理交換不可)
  • 重量:748g(片足)
  • 足入れ全高:16.0cm
  • MADE IN ITALY

購入時の注意点

海外製なので、ネット購入する場合にはサイズに注意する必要があります.

ただし、このGAERNE G-STONE GORE TEX に関しては、いつも履いている靴のサイズを注文するのが良さそうです.

良い点

  1. イタリアのセンスの良いデザインと作りの良さ
  2. 耐久性が良い 手入れ次第で何年も使用できます
  3. ライディングブーツである
  4. サイドのファスナーで脱ぎ履きが簡単
  5. 透湿・防水である

 

良くない点

  1. 重い ブーツの重さは片側だけで748グラム程度
  2. シフトチェンジのタッチは良くない
  3. 修理は不可(FUGAと比べて)
gaerne-fuga

GAERNE ガエルネ FUGA フーガ

■アッパー素材
ANFIBIOレザーはガエルネブーツのなかでもハイエンドモデルにのみ使用を許された最高級フルグレインレザーで、非常に丈夫なのに馴染むと柔らかいのが特徴です。
さらに汚れに強く、素材自体にある程度の耐水性を持ち合わせています(ただし完全防水ではありません)。
染色されたANFIBIOレザーは不均一に染まり、独特の風合いが生じます。

ライディング・街・キャンプ場など万能ブーツ

2017年から履き続けているライディングブーツです.

個人的には、滅茶苦茶おすすめですが、考え方や感じ方は人それぞれなので、話半分で読んでくださいね.

私が気に入っているだけかもしれませんから.

欠点

しっかりとした作りなので、ブーツの重さは片側だけで800グラム程度あります.

履き慣れるまでは、皮が馴染んでいないので固く感じられるので、重さを感じますが、履き慣れると、不思議と重さは軽減されますね.

オフロードブーツのようにソールが硬いので、バイクのシフトチェンジのタッチは良くありません.

紐で足を締め付けるタイプですから、紐を金具にかけて結ぶのに、マジックテープなどに比べて、脱ぎ履きには時間がかかりますが、フィット感は高いです.

革製なので、防水ではありませんが、
一日中土砂降りの雨の中を走行すると、靴下が少し湿るほどになりましたが、ちょっとの雨では、全く平気ですね.(アンダーカウル付きバイクの場合)

革なので、革や靴の専用のクリームを付けて手入れすると、水をはじくので多少は雨に強くなると思います。(年末に手入れしています)

欠点というよりも注意して欲しいところが、長距離ツーリング等で、バイクに乗り降りするときにブーツの靴紐の金具が、バイクの後部座席等に荷造り用のゴムやバッグの紐などに引っかかることがあります.

立ちゴケの原因になりますので、荷物の多い時ほど注意する必要があるでしょう。

良い点は、美点は、

イタリアの職人が作ったセンスあるデザインやカラーが気に入れば、買って損なしです。

美点① 耐久性

写真は、三年以上、3万キロくらい走行して、使い倒したブーツです.

表面はボロボロですが、まだまだ使えるので、耐久性は抜群に良いと思います.

ブーツの傷の分だけ、私の足を守ってくれたことになります.(ハードな林道をゆっくり走行する時も、FUGA を使用しているので、ブーツの傷がたえないです)

あまり目立ちませんが、ガエルネのエンボスマークがあります。

美点② バイク専用

バイク用なので、左足の親指側の足の甲にはシフトチェンジ用の皮が貼ってあります.

当然といえば当然なんですが、この皮一枚がバイクブーツの耐久性に影響します.

美点③ 修理可能

ソール靴底がとても丈夫です.

また、交換可能のようなので、さらに減っても使い続けることができます.

実は結構減っています.

美点④ キャンプ場で使いやすい

靴紐をスナップボタンで固定することができる.

長めの靴紐なので、束ねて固定できるのはとても、都合が良いですね.

ステップに紐が絡まったりしたら大変だし、結び方が悪くても解けてくる可能性は少ないからです.(当然といえば当然ですが)

紐を全部の金具に通さずに、上2段の金具に引っ掛けずに靴紐を結んで固定が可能であること.

ここが重要なポイントです.

キャンプ場で、テントの出入りで靴を脱いだり履いたりは、めんどくさい作業に感じます.

上の写真のように途中で紐を緩めに固定すれば、脱いだり履いたりが簡単にできます.

この方法を使うようになってからは、キャンプ場にスリッパを持っていくことはなくなりました.

注意)ライディングする時は、危ないので、キチンと全部靴紐を通して固定してくださいね.

まとめ バイクブーツGAERNE FUGA

良い点

  1. イタリアのセンスの良いデザインと作りの良さ
  2. 耐久性が良い 手入れ次第で何年も使用できます
  3. 修理が可能
  4. ライディングブーツである
  5. 靴紐の使い方を工夫することでテント泊でも便利に使える
  6. 最高級フルグレインレザーなので経年変化を楽しめる

良くない点

  1. 重い ブーツの重さは片側だけで800グラム程度
  2. シフトチェンジのタッチは良くない
  3. 防水ではない
  4. 靴紐の鍵状の金具が荷造り用のゴムやバッグの紐などに引っかかる

ノルウェージャン製法「通称ノルヴェジェーゼ(Norvegiese)」は、靴の甲革と中底、表底を独特のロックステッチで縫い合わせることにより、例えば靴底が厚く型崩れしにくいこと、剛性が非常に高いこと、頑丈に仕上がり長持ちする事、靴底が張り替えられる事などです。

GAERNE FUGA フーガ を購入する時の注意

■アッパー素材

ANFIBIOレザーはガエルネブーツのなかでもハイエンドモデルにのみ使用を許された最高級フルグレインレザーで、非常に丈夫なのに馴染むと柔らかいのが特徴です。
さらに汚れに強く、素材自体にある程度の耐水性を持ち合わせています(ただし完全防水ではありません)
染色されたANFIBIOレザーは不均一に染まり、独特の風合いが生じます。時間と共に色が変化していくのもこの革の大きな特徴でもあります。

■ネットで購入するときはサイズが悩ましいですね.

フーガサイズ(普段履きスニーカー相当サイズ)
25(24.5cm相当)
25.5(25.0cm相当)
26(25.5cm~26.0cm相当)
26.5(26.5cm相当)
27(27.0cm相当)
27.5(27.5cm相当)
28(28.0cm~28.5cm相当)
28.5(29.0cm相当)

大体、5 mmくらい大きめを選択するように書かれていますが、10 mm くらい大きめの方が厚手の靴下を履けるので良いと思います. ( 個人的な感想ですが )

ガエルネGAERNE の旅ブーツ

ガエルネ G-STONE

表皮は皮製で足を守り、雨の日も防水透湿で中には水の侵入はシャットアウトです.

ガエルネ FUGA

無骨なマウンテンブーツをバイク用にデザインした.
足を守りぬくブーツですが、防水ではないので、長時間の雨では水が染みてきます.

バイク旅のブーツならガエルネがいいです!

歴史あるメーカーの皮製品の品質は最高だ!

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