まるで昭和初期、石川県加賀市山中温泉大土町

まるで昭和初期にタイムスリップしたようだ!

石川県加賀市山中温泉の細い川沿いの道路を登っていくと急に目の前が開けて小さな村が現れる、それが大土町だ!

石川県加賀市山中温泉「大土町」

位置

大土町は、石川県加賀市山中温泉ですが、位置的には山代温泉より東側から山の方角を目指す方が近いと思います。
山中温泉は大聖寺川ですが、大土町は動橋川の上流です。

Google マップの航空写真で表示させると、森に囲まれた小さな集落です。
何で、こんなところに人が住んでいたのだろうか?
大土町は1937年 昭和12年に集落を全焼したことが村の入り口のところに書かれていました。

村の風景

春はさくら

大土町に春に訪れると、神社の前の桜に出迎えられます。

神社の名前は、大土神社で町名をそのまま使っています。
お賽銭を置いて、参ってきました。

町には、綺麗な山水が水路を通って流れています。
散った桜の花びらが、湧き出た水の上で、渦を巻いて集められます。

集落のほとんどの人が村を離れてしまいましたが、昔の山村の姿は、そのまま保存されています。
今でも、手入れをするために、元村民が通っていると聞きました。

春先に訪れると雪の下(ユキノシタ)の変わった形の花が出迎えてくれました。

大火の後に一斉に再建されたのでしょうか、
昭和の建物で、瓦屋根は濃い茶色で赤瓦、かがルージュと呼ばれているようです。

家の周りには石垣が積まれていて、屋根の上には、煙出と言われる煙突があるのが大きな特徴です。
雪の重みのせいか、軒が変形しているところが多々ありました。

家の周りには、花が植えられて、春から夏に向けて美しい花が見られます。
人の生活に花があるのは素敵ですね。

村の中を通って、村の裏側の山手から眺めてみると、小さな棚田がありました。
屋根の上にある煙出の様子が、よくわかりますね。

水路が整備されていて、飲み水や、田畑の水には困らなかったのではないかと予想できます。
この地を切り開いたのは、この水源があったからかもしれませんね。

白赤紫色の色とりどりのクリンソウの花が綺麗に咲いていました。

夏になると、木々の緑、家の周りの花が迎えてくれます。

ひまわりは、この村を手入れしている方が植えているのだろうと思います。

秋の紅葉にシーズン
葉っぱの紅葉と赤瓦とのコントラストが素敵ですね。
家の土壁が剥がれ落ちているのが痛々しいです。

冬は雪

冬になると、毎年の大量の雪の重さで家は痛んできます。
冬を越してと、家の修繕を行わないとどんどん壊れてしまいます。
前に来た時に歪んでいた軒の一階の軒の修理がされています。

大雪の年には、家の軒下辺りまで雪が積もっていました。
こんな光景も、地球温暖化があって、見られなくなってきています。

初めて大土町に来たのは2010年頃だったかなぁ

初めてこの村を訪れたのは、いつも散策に出かけている道路の小さな脇道があることは、知っていたのですが、クルマで通るには狭いなと思っていました。
ある日、バイクで通りかかった時に、その細い脇道に行ってみようと思ったのが初めてです。
クルマ同士がすれ違うのがギリギリの道路、片側は動橋川(いぶりはしがわ)の深い谷、反対は山の斜面で鬱蒼とした暗い感じの森の中を抜けていくと、
いきなり、道路の脇に薪が積んであり(誰かが住んでいるのか)、少し進むと視界が開ます。

何だここは?
自分が子供の頃の風景よりも古い感じがする。
ここだけ、昭和初期から時間が止まっているのではないか。
始めて来た時は、本当にタイムスリップしたのではないかと勘違いしたほどでした。

自分の家の比較的近くにこんなところがあるなんて、本当に驚きでしかなかったことを覚えています。

ひっそりと、本当に山の中の一角の小さな開けた土地に、まだ残っているのが不思議でした。

紅葉の時期にも訪れてみました。

雪景色を見ると、本当に北陸の雪のなかの村の風景です。
なんか、懐かしくなりますね。

山中温泉大土町を訪れると、何故か懐かしい気持ちになります。

この場所を、初めて訪れた人で自分と話をした人は、この光景に必ず驚いています。いつまで、この風景を維持できるかはわかりませんが、暖かく見守りましょう。
何故、こんな山村に人間が住んでいるんだろう?という疑問ですが、一つの答えが書かれたサイトを見つけたので下のボタンにリンクしておきます。

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