蔵王の御釜

蔵王(ざおう)エコーラインの素晴らしい景色、有料のハイラインを上がって、少し歩くと蔵王の緑の御釜(火口湖)に圧倒されます。マジです!

蔵王の御釜の説明

御釜(おかま)は、宮城県刈田郡蔵王町と同県柴田郡川崎町の境界付近(境界未定地域)にある火口湖で、五色沼(ごしきぬま)とも呼ばれる。
蔵王連峰の中央部の最も標高の高いエリアにあり、しばしば蔵王連峰の象徴として見られている。
宮城県と山形県の県境から至近であり、宮城県のみならず山形県の名所としても紹介される。 御釜は、外輪山と、爆裂火口によってえぐられた中央火口丘とによってその周囲をぐるりと囲まれている。 これを水を入れた釜に例えることが出来る。 また、御釜の湖水の水温は火山活動によって度々上昇している。
御釜という名称のはっきりした由来は不明だが、このような周囲の地形、あるいは火山活動による水温の変化で語られることがある。

位置

〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉 倉石岳国有林内 蔵王の御釜

蔵王エコーラインからクルマで宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉鬼石原または山形県上山市の県道13号線でアクセスできます。

蔵王マップ

蔵王の御釜の周辺写真

黒い縁の写真はクリックで別ウインドウで拡大でみれます。 < > で画像を進めたり戻したり Xで画像のウインドウを閉じます。

蔵王エコー・ハイラインから

苅田嶺周辺から

蔵王山神社方面

御釜の写真

繰り返す噴火が創り出した御釜の造形

蔵王の御釜(五色沼)について

蔵王の御釜(五色沼)は、火口に溜まった水の色が緑色で、周辺のゴツゴツとした岩肌の白や黒、そして茶色とのコントラストがとても良い景観となっています。
この火口の水の色が時期によって変化するそうで、この写真を撮影した少し前に、色の変化から、立ち入り規制があったそうです。

湖面の色は、水に溶ける様々な成分や、周りの色や湖底の色などが相互作用して作られるそうです。
ただ、湖面の色が5色に変化するということは地底の活動の変化で、水の成分や温度が変化するのではないかと推測できそうです。

キャンプ場

蔵王坊平国設野営場

蔵王の御釜から蔵王エコーラインを山形県側に降りる途中に、蔵王坊平国設野営場がある。
低料金でキャンプができるので、蔵王の日の出を観光や撮影するのに良いと思う。

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