ひとり旅にどんなカメラは必要か検討してみた

コンパクトデジカメを席巻しているスマートフォンのカメラで十分か?

モニター上でデジタルカメラの写真を比べていると、スマートフォンの画質の向上で、コンデジは駆逐されるかもしれないと思っていた。

旅をした時に、カメラで撮った写真があると、後から見ると記憶が蘇る

カメラの語源であるラテン語のcameraは「小さな部屋」を意味する。16世紀、画家が風景画を描く際、壁面に小さな穴を空け、反対側の壁面に外の景色が映し出されるという暗室(カメラ・オブスクラ)が利用されたことによる。

wikipedia

どこかへ出掛けたときは、必ず写真を撮るようにしています。
写真があると、後から見た時に、その時の記憶が蘇ります。
面白いですね。
昔聞いていた音楽を聴くと、その時代の風景が記憶の中に呼び戻されたり、昔読んだ本を読んだり、何かのきっかけで記憶が蘇ることがあります。
写真一枚で、過去の記憶が蘇るなんて、素敵なことと思います。
2020年現在では、スマートフォンのカメラの画質が向上し、下手なコンパクトデジタルカメラは駆逐されようとしています。

カメラならば、何でも良いのか

現代は、スマートフォンのカメラの性能が向上して、旅先で使うデジタルカメラは、不必要のように思います。
はっきり言って、ただ写真が撮れるコンパクトデジタルカメラはスマートフォンの写真の画質に負けて消え去る運命にあります。
反対に、高画質や望遠機能に活路を開いて、デジタルカメラメーカーは機能を付加することで頑張ってスマートフォンのカメラに対抗しているようです。
スマートフォンの使い勝手ですが、撮影、記録、閲覧をトータルでコーディネートでき、一般の方に普及している、一方、デジタルカメラ自体は、本格的な写真を趣味や仕事にしている人のものになりつつあります。
スマートフォンはクラウドで保存できるので、自分のパソコンからでもクラウドから見ることが可能になり、我々ユーザーの手を煩わせることなく、見ることができるようになりました。
最近のデジカメも、スマートフォンと連携させることで、同様のことが可能になってきましたが、めんどくささは残っているのが現状です。

スマートフォンにない機能に特化するデジカメ

スマートフォンに搭載されるCCDやCMOSと呼ばれる光センサーは、とても小さいので、基本的に取り込める光の量が少なく、階調やノイズに不利になります。
デジカメのメーカーは、一眼レフやミラーレスカメラ、1型以上の大きなセンサーを搭載することで、豊かな階調の写真で勝負しているように思います。
また、高倍率のレンズを搭載することで、その差を確かなものとしているように感じます。

ひとり旅のカメラは、Light Weight and Compactが理想はスマートフォン

バイクの一人旅では、目的が人それぞれ異なると思いますが、カメラを一台忍ばせておくと、後々の思い出として役に立ちます。
現代では、スマートフォンのカメラが軽量コンパクトの最先端を走っていると思います。
スマートフォンでは、写真を撮るだけではなく、当然撮った日付だけではなく、どこで撮ったのか、写真の保存から、整理まで自動で行われます。
めんどくさがりの私にとっては、最高に、クールなカメラだと思います。
しかし、スマートフォンのカメラの性能が良くなっても、やはり、良いカメラの性能にはかないません。
でも、本当はスマートフォンがあれば、高性能のデジタルカメラは不必要に思います。

iPhone Xのカメラの性能は
12MP広角カメラ
広角:ƒ/1.8の開口部
1/2.8型1200万画素の光センサーを2つ搭載されている。
この小さなセンサーで、これまでのコンパクトデジタルカメラの画質を上回ります。
凄いですね!

望遠性能の高いカメラはNIKON COOLPIX P1000

望遠レンズを搭載したデジタルカメラというのは、ある程度の需要があるように思います。
とんでもなく望遠性能に特化した、NIKON COOLPIX P1000のようにとんでもなく望遠レンズを搭載した小さなセンサーのデジタルカメラは面白いですね。
大きな口径にのレンズのおかげか、小さな1/2.3型(6.2mm x 4.7mm)原色CMOS1679万画素でも写りはスマートフォンよりは完全に上ですね。
光学125倍ズーム、NIKKORレンズ f/2.8-8の性能は高いし、本当は旅にも持ち歩きたいのですが、これ一つの重さが1.5kgに近いので、ちょっと躊躇しますね。
大型のオンロードバイクならば、クッションを入れたサイドボックスに入れて行きますが。
1605万画素
1/2.3型原色CMOS
24-3000mm、f/2.8-8

コンパクトでズームレンズが付いて高性能なデジタルカメラはRX100M7

コンパクトで高倍率のカメラの代表といえば、ソニー SONY Cyber-shot DSC-RX100M7ですね。
コンパクトなのに24-200mm(35mm換算)、F2.8-4.5のツァイス バリオゾナー T*レンズを搭載で、イメージセンサー 1.0型(13.2mm x 8.8mm) Exmor RS CMOSセンサー約2100万画素です。
価格が高いのがネックですね。
SONY Cyber-shot DSC-RX100Mを解説したサイトのリンクです。

解像度、鮮鋭度に特化したカメラはSigmaのFoveonを使ったデジカメだ

Foveonというイメージセンサーを使ったデジタルカメラをご存知ですか?
特殊な構造のCMOS、一つの点で3色を取り込むことが可能なセンサー
一般的なCMOSは一点で一色で三点で色を付けるので、解像感が半端ない最高級の一眼レフデジタルカメラでも及ばないというシグマのデジタルカメラ。
高画質の定義の一つだけに特化した、めちゃくちゃ、めんどくさいカメラです。
本当に綺麗な風景や物体を、ここ一番という時にあって欲しいカメラです。
何枚も撮影するのではなく、良い写真を一枚だけ残したいという時に欲しいカメラですね。
このシグマのカメラとスマホのコンビネーションは、悪くないと思います。
ただ、持ち歩くには、ちょっと大きく、ポケットよりもリュックにしまいたくなる大きさですが。
DP2 Merrill
Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー (CMOS)
23.5×15.7mm
総画素:約48MP
約45mm、F2.8~F16
最新は、Quatroというセンサーになって、少し感度が上がって、操作の反応も良くなったそうです。
いずれにしても、このカメラの解像感は、半端ないですよ!
SIGMA dp2 Quattroのインプレサイトのリンク

スナップ写真という分野のみを考えたカメラはRICOH RG3

RICOH RGIII(GR3)はポケットカメラで180gという軽量化、さらに筐体の小さなカメラに、APSCという大きめのサイズのCMOSを搭載している35mm換算で28mmの広角レンズを使っている。
普通に撮影すると、画質自体は、iPhone Xのカメラとそんなに大きくは変わらない印象です。
自分は、めんどくさいので、全てオートで撮影するので、スマホのカメラで十分ではないかと考えています。
原色フィルター/CMOS、サイズ:23.5mm×15.6mm
約2424万画素
約28mm相当、F2.8~F16
RICOH RGIIIを解説したサイトのリンク

ひとり旅の景色を切り取って旅の記憶の目次にするなら

自分の見た景色を切り取って、自分の記憶の目次にできる写真は、本当に重要な項目です。
自分のコンセプトは軽量コンパクトですが、そこからするとスマートフォンのカメラで十分だということになりますね、
しかし、綺麗な風景は、より美しく切り取りたいのが、人間の欲望です。

望遠鏡のような大型のコンパクトカメラは、バイクひとり旅を野営でするには重量やスペースの負担になります。

知らない土地に行くと、遠くに何かが見えるのですが、それが何があるのかわからないことがあります。
他に望遠鏡や双眼鏡、単眼鏡を持っていくという選択肢はありますが、

2020年でひとり旅に持ち出したいデジタルカメラはどれか?

アナログカメラのような味のある写真ならば、リコーGRシリーズが定評がある。
景色をいろんなサイズで切り取るならば、望遠レンズがあると、いろんなシーンに対応できる。
さらに、最新の機種ならば、撮影の失敗がとても少なくできるようになってきている。
RAW撮影してから、本体のみで作り込めるところがすごいですね。

画像チェック

チェックしたカメラ

現在所有している旅に持って行く可能性のあるカメラの基本性能比較です。
下の写真が今回の基本の画像です。(家の窓から曇り空の風景です)
iPhone Xで撮影した写真です。

iPhone X、Nikon Coolpix P1000、SIGMA DP2 Merrill、RICHO GRIII(GR3)の4台で比較撮影しました。
全て、標準設定になるようにしてあります。
カメラによって画角が異なるので、一部分を切り出して解像度を調整した写真です。
iPhone Xのみ明るくエッジが高めの画像で、後の3台は比較的同じくらいの露出調整になっています。
ぱっと見は、どれも大きく変化ないような画像ですね。

下の4枚は、上の写真の同じ部分を切り出して、解像度の違いは、SIGMA DP2を基準に拡大画像としました。
後ろ側に見える建物の窓の様子は、画素数が多いほど解像するところなので、SIGMA DP2の48MPが最もはっきりと見えます。
GRIII(GR3)の24MPも検討していると言えるだろうと思います。
NIKON COOLPIX P1000の画質は、スムージングが多く入っているようで、木の葉っぱがのっぺりしているのが気になりまして。
反対に、iPhone Xの12MPは大健闘していて、あんなに小さなレンズでここまで解像させていることが驚きですね。
技術の進歩は、ライフスタイルどころか、旅をする持ち物も変化さる可能性がありますね。

実験結果から言うと、景色を撮る基本性能は、どのカメラを使用しても十分な性能を有していると思います。
iPhone Xのカメラでも遠くの景色まで映し出すことができていました。
ここからは、どんな景色を切り取るかによって使うカメラは異なると思いますが、旅のスナップであれば、iPhone Xくらいの画質があるのであれば、十分のように感じました。

上からNIKON COOLPIX P1000の望遠レンズによる撮影、
SIGMA DP2のRAW現像
RICHO GRIII(GR3)の多彩な写真効果があります。
写真の効果は、iPhoneにもあるし、アプリを使えばほとんどのことができてしまいます。

夕日の写真をiPhone XとRICHO GRIII(HDR)で比較してみました。
どちらの写真も、自分の基準では合格点が与えられます。
ただし、GRIII(GR3)はHDRという処理をしているので、少し不自然な感じはありますが、夕日の雰囲気を高めています。

単眼鏡プラスRicho GR3を組み合わせると

もし、リコーGR3を持ち運ぶならば、単眼鏡と組み合わせてみるのも面白いかもしれませんね

hakusan_2020_11_24_西山
上のピクセル等倍拡大
トリミング前
単眼鏡+GR3トリミング後
GR3標準レンズのデジタル拡大

リコーGR3の28mmのレンズの性能はコンパクトカメラの中では単焦点ということもあって、気に入っていますが、大きく見たいという欲望を満たす方法をしたら、写真のような白山の頂上の写真ができました。(3枚の写真は同じ場所から撮影しました)
中国製と思われる二千円強の12倍の単眼鏡とGR3を組み合わせて撮れた写真をトリミングしております。(さらにRAW現像もしていますが)
周辺はボケますが、中央付近は意外と解像していますね。

単眼鏡プラスリコーGR3

リコーGR3の12倍望遠レンズ?の出来上がりです。
でも、ズームでないので、画角を決めることはできません。
方法は、単眼鏡の焦点を目的物に合わせてから、両手でカメラと単眼鏡を合わせながらカメラの液晶で映像を確認しながら普通にシャッターボタンを押すだけです。(オートフォーカスです)
でも、芸術写真にはなりません。(確認用に撮影しているだけですから。)

参考までにSIGMA DP2 Merrillの写真とリコーGR3との比較

SIGMA DP2 Merrill
リコーGR3

撮影した日時が異なりますが、シグマのDP2 Marrillで撮影した写真と比べてみました。
小さくした写真でさえ、解像感がハンパありません。
画角が異なるので、少し印象が異なりますが。

SIGMA DP2 Merrill
リコーGR3

山の一部分をピクセル等倍に切り出してみました。
GR3のレンズはよく解像していると思っていましたが、DP2 Merrillの解像感と比較すると圧倒されますね。

SIGMA DP2 Merrill
リコーGR3

樹木の写り方にも、圧倒的な差が生じてしまいます。
シグマDP2 MerrillもリコーGR3もRAWからパソコンで現像していますが、元のCMOSからのデーターの差と思います。
旅のカメラには、ここまでの画質は必要ないのではないかと感じています。
結論は、面倒くさいからです。
旅の途中の素敵な風景を綺麗に残したいのですが、GR3でもこだわりすぎかもしれません。

2020/12 パナソニック LUMIX DC-TZ95を調達

小さな画像素子

小さな素子CMOS(TZ95は1/2.3型)で高画質はiPhoneなどのスマートフォンで実現できています。コンデジ(コンパクトデジカメ)でも、ある程度の画質は実現できていると思いますが。
画素数が2000万画素なのでiPhoneの1200万画素よりも高解像度ですが、ノイズや色に影響されますが、最近のコンデジは明るいところでは、結構頑張ってくれますね。(設定はiA つまりメーカー推奨のオート撮影)

高倍率の光学ズームレンズ

光学ズームを安くコンパクトに作るには小さなCCDはとても都合が良いですね。
ズームレンズは複雑なレンズをたくさん入れるのでF値、明るさが暗くなるのでよりノイズが発生しやすくなりますね。
Panasonic DC-TZ95の光学30倍ズームレンズはワイド端でF3.3でテレ端でF6.4で、明るいとは言えないレンズです。
ただし、35mm換算すると倍率は20倍程度ですね。

光学ファインダー

望遠レンズにはファインダーが必要だと思います。
覗き込んで撮影できる方が、ブレづらいし撮影する範囲を決定するのにも都合が良いです。
明るい昼間に液晶画面は見づらいですね。(有機ELならば良いですが、消費電力と価格が問題か)
小さなファインダーは、見やすいとは言えませんが、やはりあると良いモノです。

軽量コンパクトなボディ

写真撮影にはタイミングが必要なことが多いので、ポケットにデジタルカメラを忍ばせておいて素早く撮影したい場合が多いと思います。
さらに、ズームレンズがあると良かったなと思うことが多々あるのも事実です。
最近の1型の画像素子でもコンパクトになってきましたが、高倍率にするにはボディが大きくなってしまいますね。
レンズの解像力は、中級のコンデジでも望遠までかなり解像しますが、光の量が足りないせいか、画像はいまひとつですね。
Panasonic DC-TZ95という選択は、ポケットに入れて邪魔にならず、画質はよくないけれども、素早くタイミングよく撮影することです。

旅カメラとして望遠を使用するには、少し設定をします。

このカメラPanasonic DC-TZ95の目的は、望遠性能を重視して買ったので、通常の場合の焦点距離は最大で35mm換算720mmとなります。
これに、デジタルズームを使うと最大1005mmまで拡大されます。
さらに、設定で記録画素数を10Mまで下げてモードダイヤルをiAにしてデジタルズームを使うと最大2010mmまで拡大できることがわかりました。
35mm換算で57倍ズームの出来上がりです。
ただし制限事項があり、各アスペクトでの最大記録画素数以外の記録画素数を選ぶと、ズーム倍率が自動的にアップします。クリエイティブ動画モード、パノラマ、4Kフォトモード、フォーカスセレクトモード、トイフォト、トイポップ、夜景を手持ちで撮る、HDR、iHDR、i手持ち夜景、クオリティ[RAW+ファイン] [RAW+スタンダード] [RAW]、ズームマクロ、動画撮影時は使用できません。
結構遠くの対象物まで見ることができますが、じっくりとみたい時は一度撮影してから液晶画面を拡大して確認した方が良いのかもしれません。(めんどくさいですね)

実際の画質は

標準(iA)で撮影すると、iPhone Xの画質と同じくらいか、表現力では負けることが多いですね。
少し高画質な画像が欲しい時には、プログラムモード(P)にRAW画像を保存してPCで現像すれば表現の幅が広がります。
小さな画像素子はノイズが多くなるのでノイズ除去のフィルターを入れる方向で処理するとiPhoneのような画像になるようです。

iPhone X JPG
Panasonic DC-TZ95 JPG
Panasonic DC-TZ95 RAW by Luminar4

2020/12からの旅のカメラはどれ?

旅のカメラを検討してみたが、軽量でコンパクト、そして望遠もそこそこ欲しいし綺麗な景色は高画質が望ましいとなると、今のところ、iPhone Xは外せないとして、Panasonic DC-TZ95で望遠やスナップを撮影して、SIGMA DP2Merrillで綺麗な景色を切り取るのがベターな選択ですね。
本当は、デジカメは一台の方が良いのですが、仕方ないですね。

ただの記録として残す写真ならばスマートフォンのカメラで事足りるな、と感じています。

だが、写真を芸術にまで引き上げることができるかどうかは、カメラの性能と多彩な現像ソフトが重要な鍵となりますね。
あと、望遠ズームがあると展望できる景色を見る楽しみが増えますね。

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